英宇宙局がVirgin Orbitの小型衛星打ち上げ施設に約10億円助成

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Richard Branson(リチャード・ブランソン)氏の小型衛星打ち上げ会社であるVirgin Orbitは11月6日、英宇宙局(UKSA)から助成金735万ポンド(約10億円)の最終承認を得たと発表した。この助成金は、Virgin Orbitが英国南西部のコーンウォールに置く打ち上げ施設の建設に使われる。Virgin OrbitはSpaceport Cornwallという名称のコーンウォール空港ニューキーの一部になることが予定されている新たな打ち上げサイト建設について、助成金と建設の承認を待っていた。

このサイトはVirgin Orbitにとって英国での打ち上げ拠点となる。英国での打ち上げ、そして英国企業が建設から打ち上げまですべてを英国内で行うことを可能にする。Virgin Orbitはまた、移動式の「地上オペレーティグシステム」の開発にも取り組んでいる。これは本質的に、ロケットLauncherOneのミッションをサポートする地上職員を置くことができる牽引トレーラーだ。ロケットLauncherOneは小型ペイロードの高高度打ち上げを行う。

Virgin Orbitは、億万長者のブランソン氏が創設したVirginブランド宇宙開発企業2社の1つだ。もう1つのVirgin Galacticは投資会社Social Capital Hedosophiaとの合併を通じて公開企業となった。Virgin OrbitもVirgin Galacticも、高高度打ち上げプラットフォームとして中古の改造した航空機を利用する。高高度で打ち上げられたロケットはその後宇宙に到達する。Virgin Orbitの打ち上げシステムは小型衛星を軌道に乗せるためのもので、一方でVirgin Galacticの母船は、客が乗り込んだロケットを大気圏の端まで連れて行くようにデザインされている。

Orbitの商業展開は売上と儲けに直結する。というのも、SpaceXRocket Labを含む同業他社がオンデマンドで打ち上げる事業を構築していて、打ち上げの大半を小型衛星が占めるからだ。Spaceport Cornwallの建設が順調に進めば、Virgin Orbitは早ければ2021年に打ち上げる。

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(翻訳:Mizoguchi)