Rocket Labの新しいRosie the Robotはロケット製造を大幅にスピードアップさせる

次の記事

「自動運転はタクシーから」Autowareが作り出す未来

宇宙開発スタートアップのRocket Lab(ロケット・ラボ)は、フレキシブルなロケット打ち上げ能力の構築を目的としており、創設者兼CEOPeter Beck(ピーター・ベック)氏は、その目標に向けた最新の進歩を披露している。部屋サイズの製造ロボットことRosie(ロージー)だ。

Rosieは、Rocket LabElectronロケットの炭素複合材部品の加工を任されている。これはロケットの飛行準備を整えることに関係しており、Beck氏によると通常は「何百時間もかかる」プロセスだ。では、Rosieではどれくらいかかるのだろうか。

12時間あたり1機のロケットを製造できる」と、Beck氏は動画で語っている。その中には「あらゆる印をつけたり、機械加工をしたり、ドリル加工したり」といった作業が含まれている。

この重要な新しいオートメーションツールは、高度にカスタマイズされたハンドメイドのものを反復可能で迅速な製造工程に変える。これは、小型衛星を運用する顧客に高い頻度での打ち上げを提供するという、Rocket Labの目標を達成するために必要な要素だ。同社のニュージーランドの発射施設は最近FAA(連邦通信委員会)のライセンスを取得したが、72時間おきにロケットを発射することが認められたため、その野望の展開の助けになる。

Rosieのような革新的な技術にくわえて、Rocket Rabはロケットエンジンの部品に3Dプリント技術を使用しているため、従来の製造方法では数週間かかっていた部品生産が1日で完了する。同社は現在、ロケット回収のための野心的な計画にも取り組んでおり、ミッションごとに新規のロケットを製造する必要がなくなるため、高頻度での打ち上げ能力の提供に役立つはずだ。

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹Twitter