Trifoが新ロボット掃除機を発表、約16億円の調達も

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ちょうど2年前、PerceptIn(パーセプティン)はシリーズAで800万ドル(約8億7000万円)を調達したと発表した。200万ドル(約2億2000万円)のシードラウンドに続いての資金調達で、このスタートアップは車からロボット掃除機まで、幅広い製品のためのセンサーを披露することが明かされた。

その間、同社はかなり忙しかった。さらに会社名も変更している。PerceptInは今ではTrifo(トリフォ)という、覚えやすいわけではないがパンチの効いた名称となった。そして米国時間1月2日の発表によれば、数日後のCESで同社は3機種目となる新型ロボット掃除機「Lucy」(ルーシー)を正式発表する予定だ。

Lucyの登場に伴い、TrifoはSamsung Venturesが支援するスタートアップからさらに大きな資金を調達した。TrifoはシリーズBで1500万ドル(約16億円)を調達し、x総額は2600万ドル(約28億円)となった。今回のラウンドにはYidu Cloud、Tsinghua AI Fund、Matrix Partnersからの出資も含まれており、家庭用ロボット分野でより多くのハードウェアとソフトウェアソリューションを投入することや、雇用の拡大、アメリカとヨーロッパ市場への進出に焦点を当てている。

今のところ、ロボット掃除機がTrifoの主要な一般向け製品のようだ。これは競争の厳しい市場であり、従来は1社、iRobotが支配していた。しかし現在は、大小さまざまなプレーヤーがこれに対抗しようとしている。

Lucyを特徴づけているのは2台のカメラで、これはプライバシーを考慮すると利点にも欠点にもなりうる。ペアのカメラは1080pのカラー画像と深度検知を組み合わせて、自宅の監視と明暗環境でのマッピングを可能にする。ロボットはあらかじめ定義されたルートで自宅を「パトロール」するような動作もできる。

Lucyはまた、1インチほどの物体も検知できる障害物回避機能や、部屋ごとの掃除機能、満充電時に最大2時間の掃除が可能な5,200mAhのバッテリーを内蔵している。価格は799ドル(約8万7000円)で、iRobotの製品と同価格帯だ。製品は第1四半期(1月〜3月)のどこかで発売される予定となっている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter