サムスンがARグラスを披露、製品化は不明だが開発は進めている模様

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Samsung(サムスン)の記者会見は奇妙だった。Galaxyや洗濯機といったおなじみの製品はほとんど採り上げられず、代わりに中心となったのはワークアウトに使用するパワードスーツ(人体に装着する外骨格)と親しみやすいロボットのコールアシスタントだった。

そしてAR関連の発表があった。しかしそれは、ARについてのはっきりした製品やサービスの説明ではなく、開発していることを示す程度の内容だった。ARが登場したのは、ワークアウトに利用されたパワードスーツであるGEMS(Gait Enhancing and Motivation System)のデモだった。パワードスーツの着用者は「サムスンARグラス」を取り出した。このデモには、かなり気味の悪いARアシスタントが登場している。

ARはいったんその出番を終えたが、少し後にまた登場した。視覚に障がいがあるユーザーが、大切な人に会う際のサポートとしてGear VRが利用されるという、(涙を誘う)映像が流れた後、フレームの中央にカメラを備えたARグラスによる別テイクと思われる映像が続いた。

もちろん、このステージで披露された不思議なものはすべてプロトタイプであることに注意しなくてはならない。ひいき目に見て可能性のあるロードマップ、悪ければ不確かなフィクションだ。いずれにしても、私は2020年にサムスンがGear VRからARサングラスに乗り換えるとは思わない。

とはいえ業界の大きな流れを考えると、サムスンがこうした可能性を探っている理由は十分理解できる。

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(翻訳:Kaori Koyama)