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SprintとT-Mobileの合併を連邦地裁も承認、反対州は敗訴

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米国のモバイル事業に地殻変動が起きる。T-MobileとSprintの260億ドルの合併には激しい反対者が存在しているが、このほど連邦地裁から合併を承認する判決が出た。この合併により、アメリカ3位と4位のキャリヤが合併する。米国のモバイル・キャリアの数は4から3となる。

この合併の反対して訴訟を起こしていた14州の司法長官らは「競争者の数が減ることはカルテルを結ぶことを容易にさせるものであり消費者の利益を損なう」と主張してきた。T-MobileとSprintは「事実はその逆であり、合併によって両社の立場を強化することは巨額の投資を必要とする5Gネットワーク建設にあたってVerizon(TechCrunchの親会社)と AT&Tという1位、2位の会社との競争を可能にし、消費者の利益になる」と主張していた。

連邦地裁のVictor Marrero(ビクター・マレロ)判事は後者の主張を認め、T-Mobileの事業について「同社はこの10年間に(旧AT&Tグループの)2社と競争できる企業に成長し、消費者に利益をもたらす無数の変化を生じさせた」と評価した。

この合併は司法省による反トラスト法の審査でも承認を受けている。しかし反対州はこの判決に強い不満を抱いており控訴する可能性がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook