Twitterが既存ツイートにワンクリックで投稿を追加してスレッド化する機能を実験中

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朝シャワー浴びている最中に「おっと、もうひとつ思いついたぞ。これもツイートしておこう」というような経験は誰にもあるだろう。

Twitterは、こうした「シャワーでの思いつき」を投稿するのに便利なボタンをモバイルアプリに追加した。思いつきをあちこちに散らばらせず、最初の投稿に追加していくくとが簡単になる。ジョブズが有名にしたフレーズではないが「最後にもうひとつ」というあれだ。

9to5Macの記事によれば、Twitterが米国時間2月19日にツイートした新機能はまずiOSアプリに公開が始まったところだという(執筆時点ではヨーロッパで利用可能だと確認されている)。

ツイートを書いてから画面を上から下にスワイプすると自分のツイートの一覧が表示される。このとき新スレッドを作るか、既存のスレッドを維持して追加するか選ぶことができる。3点(…)アイコンをタップ、好きなツイートを選んで追加すればいい。親ツイートに自動的にリンクが張られる(既存のスレッドをワンタッチで削除することも可能)。

この機能はおそらくツイートの文字数上限を緩和する効果を狙っているのだろう。Twitterは当初140文字制限だったが、日本語などマルチバイト文字を考慮して英数については280文字に拡大された。さらにツイートストームなら事実上無限となっている。

また「スレッド切れ」という問題に対処することも目的だろう。ソーシャルメディア上では現在もこれは厄介な問題で、ことに議論が込み入っていたり、微妙なニュアンスが問題になっているような場合は特にそうだ。Twtter自身が、健全な会話環境を維持しようと勧めている。

新機能により、ユーザーは簡単に新しいスレッドが作れるし、適切な親ツイートに後からツイートを追加してい正しいスレッドを維持することができる。なお、+ボタンを使うとツイートストームになる。

以前投稿したツイートに関連して何か思いついた場合、いちいち検索モードに移り、ツイートを探し出してリプライする必要がなくなる。

もちろんこれは既存ツイートの編集ボタンではない。しかし正直なところ、公開したツイートを後から編集できることになったらそもそも公開をためらうケースが増えるだろう。

なお「既存のスレッドを維持する」がデフォールトだ。つまり既存ツイートに新ツイートが付加される。

新機能がTwitterの期待どおりの役目を果たすかどうかは今後を見なければならないが、Twitterではスレッド機能の利用を増やし、スレッド切れや間違いスレッドを減らし、新しいユーザーにもわかりやすい環境を作ろうとしているのだろうと思う。

Twitterが誤った利用法の1つを追放したことは喜ばしい。TechCrunchでは一連のツイートストームの中間に新しいツイートを挿入できるのではないかと懸念した。これは非常に厄介な問題を引き起こす可能性があった。しかし実際に試してみると、新しい投稿は既存スレッドの中間ではなく末尾に追加された。もちろんユーザーは最後のツイートから別のスレッドをスタートさせることができる。

TwitterのJack Dorsey(ジャック・ドーシー)CEOには「グッドジョブ!」と言っておこう。

【編集部注】この記事の執筆にはTechCrunchのRomain Dillet記者が協力した。

画像: Kurt Bauschardt / Flickr CC BY-SA 2.0

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(翻訳:滑川海彦@Facebook