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米国星占いアプリトップ10の2019年売上は約43.2億円で前年比65%増

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不確実な時代になると、人はいつもと違う場所に答えを探しにいく。2019年、多くの米国消費者は答えを星に求めた。正確には占星術、運勢、手相やオンライン占いなどを提供する星占いアプリを利用した。Sensor Tower(センサー・タワー)の最新データによると、米国の2019年星占いアプリトップ10の売上は、前年比64.7%増の4000万ドル(約43億2000万円)だった。2018年には2410万ドル(約26億円)、2016年にはわずか770万ドル(約8億3000万円)だった。

この分野で最大のアプリはAstrology & Palmistry Coachで、年間トップ10売上の35.3%に当たる約1400万ドル(約15億2000万円)を生み出した。

ちなみに2016年以来毎年トップ10入りしているアプリが3つある。2016~2019年に売上を75%伸ばしたZodiac Touch、Psychic Text、およびPurple Oceanだ。

2019年トップ10の新顔はFortuneScope、Horoscope & Palm Master、Astrolineの3つ。うち2つは携帯カメラを使って手相占いを自動化している。2016年にはどのトップアプリにもなかった機能であり、技術に強い若者を引きつけるべくアプリが近代化していることを表している。

投資家もこの市場の可能性に目をつけていた。2019年、トップ10星占いアプリで2番目にダウンロードの多かったCo-Starは、シードラウンドで500万ドル(約5億4000万円)を調達した。ニューヨーク・タイムズで星占いアプリの人気について書かれた記事に登場したSanctuaryPatternはトップ10入りしていない(Patternは明確に星占いアプリとはいえないため今回の対象に入っていない、とSensor Towerは説明している。Sanctuaryは売上で28位、ダウンロード数で21位だった)。

星占い市場の問題は、利用者が限られていることだ。トップアプリの売上は順調に伸びてはいるものの、成長はさほど速くない。2019年に最も多くダウンロードされた星占いアプリトップ10のうち、初めてインストールされたのは1900万回で、2018年からわずか3%しか増えていない。これは2017年から2018年にかけて70.6%成長したのと比べて大きく減速したことも示している。

ダウンロード数で2016年以来連続してトップ10入りしたのはDaily Horoscopeだけだった。2019年に最もダウンロードが多かったアプリはAstrology & Palmistry Coachで33万回だった。

星占いは科学ではないが、この種のアプリを気軽に使う人には比較的無害だ。今日の混沌とした世の中で人々にコントロール感を与え、個人の性格や人生の不確かさと思われるものを星座や惑星の動きと関連付けることによって、人との関わり方に役立てる程度ものだ。ユーザーはアプリを使う中で、立ち止まって自分自身の行動や感情を見つめさせられることで、自分について学ぶこともできるかもしれない。

しかし批評家たちは、星占いアプリを信じることは人々が科学やデータや研究から目をそむけ、ナンセンスなことやときに有害なニセ科学に向かわせる一例に過ぎず、Gwyneth Paltrow(グウィネス・バルトロウ)のブランドGoopが提供する代替医療情報を求める人々と同じだ、と指摘する。

ちなみに星占いは、アプリの分類で「ライフスタイル」というカテゴリーの下にあるサブカテゴリーの1つにすぎない。Sensor Towerは以前、瞑想アプリトップ10は2019年に約213億円の売上達成、前年比52%増というレポートも出している。

画像クレジット:Sensor Tower

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook