AIが飲み込む力を計測する嚥下計「GOKURI」開発のPLIMESが1.5億円を調達

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PLIMESは3月24日、シードラウンドで1.5億円の資金調達を完了したことを明らかにした。第三者割当増資による資金調達で、引受先はCYBERDYNE(サイバーダイン)。併せて両社の業務提供も発表され、PLIMESが発案した嚥下計「GOKURI」の開発と市場展開を共同で進める。PLIMESは2018年4月創業の筑波大発のスタートアップ。

GOKURIは、筑波大学と筑波大学附属病院の研究成果を基に開発された嚥下計だ。特許取得の頸部装着型嚥下モニターを使い、専用のネックバンドと人工知能技術を組み合わせて嚥下の能力を計測する。具体的には、首に装着したネックバンドで嚥下音と姿勢を計測し、その結果を基にAIが嚥下の能力を分析する仕組みだ。

嚥下機能が低下すると、高齢者を中心に餅やゼリーなどが喉につまって窒息したり、食べ物などが気管に入ってしまう誤嚥などの事故の発生確率が高まる。GOKURIを利用することで各自の嚥下能力を数値化でき、嚥下の能力が低い人に対しては事前に予防処置などを講じられるようになる。

PLIMESは今回調達資金を、資金調達により、GOKURIを利用した嚥下機能検査、モニタリングの研究、医療機器化の開発を進めるほか、言語聴覚士やエンジニアなどの各領域で専門性の高い人材の採用に充てるとのこと。