Palo Alto Networksが分散化対応でSD-WANのCloudGenixを約455億円で買収

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ファイアウォールなどネットワークのセキュリティを提供しているPalo Alto Networksが3月31日に、CloudGenixを4億2000万ドル(約455億円)で買収する合意に達した、と発表した。

CloudGenixはソフトウェア定義のワイド・エリア・ネットワーク(SD-WAN)を提供していて、それにより企業は、すべての分散ロケーションに対して会社のセキュリティプロトコルへのコンプライアンスを強制するポリシーを設定でき、セキュリティを確保できる。これは支社がとても多かったり、従業員が広く分散している企業が重宝するものだ。しかも、今や何百万の人びとが突然在宅勤務に直面しており、特に後者が重要になっている。

Palo Alto Networksの会長でCEOのNikesh Arora(ニケシュ・アローラ)氏によると、この買収はPalo Altoのいわゆるセキュア・アクセス・サービス・エッジ(secure access service edge、SASE)に貢献する。アローラ氏は声明で次のように述べている。「エンタープライズの分散化が進むに伴い、顧客はすぐ簡単に使えるアジャイルなソリューションを求めるようになる。そしてそのことは、セキュリティとネットワーキングの両方についていえる。今回の買収が完了すれば、両プラットフォームの結合により顧客には完全なSASEが提供される。それはクラス最高で導入も容易で、クラウドで管理されるサービス(SaaS)として提供される」。

CloudGenixは2013年にKumar Ramachandran(クマー・ラマチャンドラン)氏とMani Ramasamy(
マニ・ラマサミー)氏、そしてVenkataraman Anand(ベンカタラマン・アナンド)氏が創業した。買収の一環として3名全員がPalo Alto社へ移籍する。現在の顧客は250社で、その業界は多様だ。PitchBookのデータによると、同社はこれまでに1億ドル(約108億円)近くを調達している。

このところPalo Alto Networksは、次々と買収を重ねている。2019年2月以降では、今回が6つめの買収になり、それらの総額は16億ドル(約1734億円)を超えている。

この買収は、2020年の第4四半期に完了すると予想されている。それまでに、例によって規制当局の承認を得なければならない。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa