Stackeryがアップデートしてサーバーレスアプリケーションのデプロイがさらに容易に

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今年で4年目となるポートランドのスタートアップStackeryは、AWS上のサーバーレスのリソースをデベロッパーがもっと容易に提供できるようにしたいと考えており、同社は米国時間4月14日に、そのプラットフォームにいくつかの機能強化を行なった。

サーバーレスのアプリケーションでは、開発チームが一連のトリガーイベントを定義し、AWSのようなインフラストラクチャのベンダーがイベントの実行に必要なだけの無駄のないリソースを提供する。そこでデベロッパーは、アプリケーションを動かすために必要な適正量のリソースのプロビジョニングについて、悩む必要がなくなる。

StackeryのCEOであるTim Zonca(ティム・ゾンカ)氏は「StackeryはAWSのためのセキュアなサーバーレスプラットフォームだ。チームがラップトップ上のコーディングから本番のプロダクションへ移行していくとき必要になる設計と開発のためのツールを提供し、彼らが無事にモダンなアプリケーションを提供できるようにする」という。

同社がデベロッパーに提供するものを一般化していうと、それは仮想ホワイトボードとなる。その上でデベロッパーはきわめて視覚的にサーバーレスのアプリケーションを構築でき、そのAWS上での試験とデプロイもできる。ゾンカ氏によると、今回発表するアップデートは、そのプラットフォームにセキュリティとガバナンスを導入するもので、さらにまたgitを利用するモダンなアプリケーションデリバリーシステムにより、継続的デリバリーのためのツールをフルセットで提供する。

「サーバーレスを作っていくときにデベロッパーが遭遇する、さまざまな落とし穴を埋めることが仕事だ。そのために我々は一連のベストプラクティスを開発して、アプリケーションの安全なデリバリーを確保する。弊社のプロダクトにはそのための工程が刻印されているので、チームはサーバーレスの世界で、ベストプラクティスについて自分で悩まなくてよい」とゾンカ氏は説明する。

同社は顧客がアプリケーションをBitbucket、GitLab、GitHubなどを使ってgitのリポジトリーへ入れていく際、既知の脆弱性に照らしてコードをレビューする。「弊社にはサーバーレスのファンクションのコードを、既知の脆弱性に対して監査する能力があり、それには、そこらで誰もが使っているような一般的なツールだけを使っている」とゾンカ氏は言う。

同社はまた、コードの試験も支援する。サーバーレスのインフラストラクチャは短命なので、コードの試験は難しい。「一時的で短命な試験環境を自動的に動かせるようにして、それを彼らのシステム試験や統合化の試験、ユニット試験などに利用していく。また、人間が実際にログインしてユーザビリティテスト行うときのプルリクエストに結びついた試験環境も提供している」とゾンカ氏は自負する。

アプリケーションがすべての試験に合格して、ステージングやプロダクションの環境へデプロイされる用意ができたら、Stackeryはその変更の集まりを自動的に有効にする。すると企業は、最終レビューをしてからデプロイするか、またはチームがセットアップしたすべての不測事態を切り抜けられたら自動的にデプロイさせるか、どちらかを選ぶ。

Stackeryは2016年に創業された。Crunchbaseのデータによると、これまでに740万ドル(約8億円)を調達している。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa