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新型コロナと戦う組織と有志の開発者をつなぐCodementorのプロジェクト

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ソフトウェア開発者のオンライン教育プラットフォームCodementorが、パンデミックと戦うボランティアとソフトウェアプロジェクトを結びつける取り組み「Code Against COVID-19」を始めた。この取り組みはCodementorの収益事業ではなく、プログラマーたちを援助を必要とする大学や非営利団体や地方行政などの機関および組織に結びつけることが狙いだ。

Code Against COVID-19が現在展開している事業Safe PathsCovid Watchでは、新型コロナウイルス(COVID-19)の拡散を防ぎ個人のプライバシーを護るためのツールを開発している。また、Hospital@homeのような草の根プロジェクトに開発者を結びつけ、新型コロナウイルスの広がりを止めるためのジオフェンシングアプリ(境界線作成アプリ)を開発しているUXデザイナーらにも、プログラマーの助けを提供する。

Codementorのプラットフォームには現在、世界中のデベロッパーが数十万人参加している。新型コロナウイルス関連のソフトウェアを開発するためにプログラマーの助けを必要とする企業や行政機関が多いことを知った同社は、コミュニティに呼びかけた。創業者でCEOのWeiting Liu(ウェイティング・リュー)氏によると、98%が協力の意思を表明したという。そこでプログラマーとプロジェクトを迅速に結びつけるCode Against COVID-19が発足した。

今のところ、無料または報酬が低くても長期プロジェクトに関われるという登録プログラマーが200名あまり存在している。

リュー氏が暮らす台湾は、中国に近いにもかかわらず、ロックダウンをせずに新型コロナウイルスの大規模なアウトブレークを防いでいる

リュー氏がTechCrunchの取材に語ったところによれば、Codementorのチームは台北市全域の警報システムや、長い行列ができるのを防ぐために薬局で配給されるマスクの在庫を確認できるマップといった台湾政府のデジタル大臣であるAudrey Tang(オードリー・タン)氏が指揮するソフトウェアプロジェクトの成功に刺激されたという。

「ソフトウェアで世界を変えられると信じてきた人にとっては、今が絶好の機会だ」とリュー氏はいう。Codementorの台湾チームは他国も助けたいと思っていると語る。「現在、台湾は恵まれている。ロックダウンで子どもたちと家に閉じ込められることもない。比較的安全だから、コミュニティを助けることができる」。

プログラマーが出動するボランティア事業としては、他にもCoding DojoのTech for Americaがある。こちらは中小企業のウェブ開発をサポートしている。またHelp with COVIDには、世界中から1万人あまりの開発者が自作の新型コロナウイルス関連ソフトウェアプロジェクトを登録している。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa