スタートアップのためのクラファン運営のRepublicがゲーム開発の同業者Figを買収

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スタートアップのためのクラウドファンディングプラットフォームであるRepublicが、ゲームのためのクラウドファンディングプラットフォームFigを買収して、両者の力を合わせてクリエイターたちが自分のアイデアを実現できるようにしたい、と考えている。各サービスの既存ユーザーは、しばらくの間、そのままの状態でサービスが継続することを知って満足だろう。

誰もがアクセスできるこのようなマイクロエクイティ(小規模なプライベート投資)は、効果を実証されているため両プラットフォームとも最近成功している。いろいろなスタートアップが、Republicで何十万ドルもの資金を調達しており、Figは2019年、Outer WildsWhat the Golfが好評だった。

KickstarterやIndiegogoほど大きなサイトではないが、プロジェクトはより注意深く審査されており、クラウドファンディングではあるがRepublic/Figでは出資者にプロダクトではなくエクイティ(非公開株)を提供する。あるいは、エクイティに加えて製品がもらえる場合でも、例えばIntellivisionのその奇妙なゲーム機の魅力に抵抗できる人はいないだろう。

Figの買収額などは公表されていないが、誰でも考えるのはこれは両者の同格合併であり、どちらかが傷つくことはないということだ。そしてそれによって、オーディエンスとプロジェクトが増えてくれれば御の字だ。ゲームへの投資は増えているし、特にニッチなゲームにビッグヒットの期待が集まる。RepublicにとってFigは、同社の既存のプラットフォームの自然な拡張なのだ。

Republic Funding PortalのCEOであるChuck Pettid(チャック・ペティッド)氏は、TechCrunchに 「Figの良いところは、既に投資家たちにかなりのリターンがあることだ。調達した資金でゲームを作り、そのゲームを売り、収益を投資家と共有する。プライベートな(市場を介さない)投資では、まともなリターンを得るまで7年から10年はかかることが多い。Figはそれを加速して、2017年からの3年間連続で投資家にリターンしている。そんなクラウドファンディングプラットフォームは、他にない」と語っている。

FigのCEOであるJustin Bailey(ジャスティン・ベイリー)氏はRepublicの取締役会に残り、両社のインテリジェントな統合を支援する。

そのベイリー氏は次のように語っている。「Figは以前と変わらないが、徐々にRepublicの一部になるだろう。RepublicはFigの、コミュニティパブリッシングプラットホームの中核部分を維持し、それに同社独自の材料、例えばダイバーシティへのコミットメントなどを加えていく。それによってインディーのゲーム開発者のためのより強力なプラットフォームが築かれる。結局のところ、Figのミッションはインディーの開発者をサポートすることであり、彼らのゲーム制作を可能にすることだ。Figがなければできない、といえるぐらいに」。

両CEOはともに、彼らのサイトが不遇な人たちの価値を認め、彼らの唯一の資金獲得方法としてクラウドファンディングを提供していくことを強調する。ペティッド氏によると「サイト上の資金募集キャンペーンの半分以上がいわゆる影の薄い名も無き創業者からだ。これまでの数年間、テクノロジーもビデオゲームの業界もダイバーシティのメッセージを広めてきたが、実際に実現したことはまだ少ない」という。

ベイリー氏によると、パンデミックで投資の方法が大きく変わった。クラウドファンディングは既に成功しているが、新型コロナウイルス以降の変化した世界ではさらにもっと重要になるという。

「デベロッパーは、資金調達の方法がワンパターンであってはいけない。効果的なクラウドファンディングキャンペーンには、イノベーションとクリエイティブな思考が必要であり、我々はそのためのアシストができる」とベイリー氏は語る。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa