TikTokが20億回ダウンロードを突破、15億ダウンロードから5か月後で達成

次の記事

サブスクサービスの年間利用料を契約時に一括受領、MF KESSAIがB2B事業者の早期資金化を支える新プラン

世界で最も評価額の高いスタートアップの1つであるByteDance(バイトダンス)によって開発された、幅広い人気を誇る動画共有アプリのTikTokは、新型コロナウイルス(COVID-19)大流行の中で自分自身を楽しませる方法を探す人々が増えているために、米国からの懸念にもかかわらず急速に成長を続けている。

モバイルアプリの動向調査会社Sensor Towerが4月29日に発表したニュースによれば、国際版アプリTikTokと中国語バージョンのDouyinのダウンロード数が、Google(グーグル)のPlay StoreとApple(アップル)のApp Storeの合計で20億回を上回った。

TikTokは、Facebookの看板アプリであるWhatsApp、Instagram、Messengerに続いて、2014年1月1日以降にダウンロード20億回を突破した最初のアプリだとSensor Towerの担当者はTechCrunchに伝えた(Sensor Towerがアプリの分析を開始したのがその日だ)。¥

Androidの開発元であるGoogleのGmailやYouTubeといったアプリは合計50億ダウンロードを突破しているが、それらはほとんどのAndroidスマートフォンやタブレットにプリインストールされた状態で出荷されている。

15億ダウンロードを超えてから、5か月後に達成されたTikTokの20億ダウンロードは、アプリの成長を評価するための重要な指標だ。

先の3月31日までの四半期で、TikTokは3億1500万回ダウンロードされた。これはすべてのアプリを通して四半期におけるダウンロード回数の新記録であり、以前2018年第4四半期に自らが達成した最高記録の2億570万回を超えている。Sensor TowerはTechCrunchに対して、ダウンロード数で2番目に人気のあるアプリであるFacebookのWhatsAppの、今年の第1四半期のダウンロード数は、約2億5000万回だったと告げた。

アプリの人気が高まるにつれ、収益も増加している。ユーザーはこれまでにTikTokに約4億5670万ドル(約487億円)を費やしており、これは5か月前の1億7500万ドル(約187億円)から増加している。この売上の多く(約72.3%)は中国内で発生したものだ。米国のユーザーはアプリに約8650万ドル(約92億2000万円)を費やしており、売上観点から見るとTikTokにとって米国は2番目に重要な市場となっている。

Sensor TowerのストラテジストであるCraig Chapple(クレイグ・チャップル)氏は、2017年に中国国外で開始され「大規模なユーザー獲得キャンペーン」を行ったTikTokほど、組織だって行われたダウンロード作戦はないと語った。しかし彼は、ダウンロード数急増の理由の一部は、新型コロナウイルスの発生によるものだと語っている、これによってこれまでにないほど多くの人びとが、新しいアプリを探すようになっているからだ。

Sensor Towerによれば、TikTokの最大の国際市場であるインドに、アプリのダウンロード数の30.3%が集中している。このアプリは、世界第2位のインターネット市場であるインドで6億1100万回ダウンロードされているのだ。

プラットフォームの観点から見ると、TikTokのダウンロードの75.5%はGoogle Playストアを介して行われている。しかし、売上の大部分はアップルのエコシステムのユーザーからのものだ。4億5600万ドル(約487億円)のうちの4億3530万ドル(約464億円)ぶんとなる。

TikTokの親会社でバイトダンスは、2年前に企業価値750億ドル(約7兆9870億円)と評価された。Bank of China、Bank of America、Barclays Bank、Citigroup、Goldman Sachs、JP Morgan Chase、UBS、ソフトバンクグループ、General Atlantic、Sequoia Capital Chinaなどもその投資家として名を連ねている。

原文へ

(翻訳:sako)