NASAがトム・クルーズの映画に協力、ISS宇宙ステーションで撮影

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噂は事実だった。TechCrunchはNASAはTom Cruise(トム・クルーズ)氏の宇宙を舞台にした映画製作に協力していると報じたが、今朝、Jim Bridenstine(ジム・ブライデンスタイン)NASA長官がツイートでこれを確認した

NASAはクルーズに協力してISS(国際宇宙ステーション)で撮影を行う。このニュースはDeadlineが最初に報じ、SpaceXもパートナーとなる可能性があると書いていた。以前からNASAはISSの商業的利用への開放をさらに進めようと努力していた。大作映画のロケにISSを提供することはよい方法の1つだというのは間違いない。

ブライデンスタイン長官は、広く人気があるチャンネルを通じてISSのような科学的事業を紹介することは、「エンジニアや科学者の若い世代にインスピレーションを与え、NASAの意欲的な目標の達成に役立つ」と述べている。SpaceXのElon Musk(イーロン・マスク)氏も「これは楽しそうだ」とツイートしている。

トム・クルーズ氏がISSに乗り込むならSpaceXのCrew Dragonシステムを使うことになるはずだ(ハリウッドスターがISSに行くというのは突飛な仮定に聞こえるかもしれないが、クルーズが宇宙に飛び出せるチャンスを逃すとは私には想像しにくい)。SpaceXのCrew Dragonは、有人宇宙飛行能力を実証する最終的なデモの段階に来ており、NASA宇宙飛行士の2人を乗せてISSにむかうDemo-2ミッションが2020年5月末に予定されている。

NASAとSpaceXでは、Crew Dragonの有人飛行能力を民間ビジネスが利用できるようにしようと計画している。Crew Dragonの定員は最大7人だが、NASAはこのうち4人分だけを自身のために予約している。つまり民間ビジネスによる予約によってNASAが負担する打ち上げコストを節約しようという考えだ。

トム・クルーズ(プラス主演女優?)と撮影クルーにISSへの飛行のチケットを買ってもらえば、NASAの出費はだいぶ助かる。 もちろんこれは計画の初期段階であり、いつ、どのように実行されるのかについてはまだ何も発表されていない。SpaceXはCrew Dragonを一般ツーリストに開放する計画を発表しており、それによれば2021年後半か2022年にはこの宇宙ツアーが開始される予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook