AIがカメラ映像から密集度と群衆人数をリアルタイム解析、Elixが新型コロナ対策として開発

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Elix(エリックス)は6月4日、群衆人数や人物同士の密集度合いの計測を可能とするAIソリューションを発表した。本日より、法人や自治体などを対象に試験提供を開始する。同社は、ショッピングモールなどの商業施設やイベント会場、公共施設、オフィスビル、工場などでのを利用を想定している。

同ソリューションは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策の一環として開発されたもので、カメラが捉えた映像内の人物の数や位置情報を把握することで、群衆の検知、人物同士の密集度をリアルタイムで推定する。同様の技術との差別化ポイントとしては同社は、必要に応じてマスクの有無の検知など導入企業に併せたカスタマイズも可能な点を挙げている。

同社代表の結城伸哉氏はニュースリリース内で「有効なワクチンが開発され、世界中の人々に行き渡るまでには 年単位での時間がかかると考えられます。この間、感染者数を抑える上でおそらく最も有効な手段はソーシャルディスタンシングです」と語る。「これ以上経済的損失を拡大させないためにも、ソーシャルディスタンシングを行いつつ経済活動を続けていくことが重要であり、少しでもその役に立てればという想いでこのプロダクトを開発いたしました」と続ける。

Elixは、AIやディープラーニングの技術を擁する2016年11月設立のスタートアップ。これまで、AIによる創薬や材料開発、コンピュータービジョン(画像認識)に注力した事業を展開。そのほか、自動運転やADAS(先進運転支援システム)向けのモデル開発、大企業の研究開発部門などの向けたコンサルティング、モデル開発・改良、モデルのライセンス提供なども行っている。

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Category:人工知能・AI

Tag:Elix コンピュータービジョン ディープラーニング