インド拠点のオンライン旅行予約Yatraが保険業向け界ソフト開発の米Ebixとの合併交渉を解消し訴訟へ

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インドのオンライン旅行予約会社、Yatra(ヤトラ)は、米国ジョージア州アトランタ拠点のソフトウェア会社であるEbix(イービックス)と交渉中だった合併を取りやめ、契約違反の疑いを巡り「重大な被害」を受けたとして訴訟を起こした。Ebixは、保険業界向けソフトウェアや電子商取引ソリューションを提供する企業だ。

昨年7月、Ebixは3億3780万ドル(約370億円)の会社価値でYatraを買収する計画を発表(未訳記事)し、インドのホテル・航空券販売市場での地位強化を目指した。

米国時間6月5日遅くにEbixは契約中止を通知したことを発表(PR Newswire記事)した。Yatraは訴状の中で「Ebixには合併契約および付随契約における説明、保証、合意の責任に違反した責任があり、重大な損害賠償を求めている」と声明で語った。「訴状に詳しく書いたとおり、Ebixの行為は契約の重要事項に違反し、Yatraが契約を完了した場合にYatra株主が利益を得る機会を奪った」と付け加えた。EbixはTechCrunchのコメント要求に応じていない。

6月5日、Yatraは最新の財務状況も発表し、新型コロナウイルスのパンデミックを乗り切るために経営陣の報酬50%カットなどの経費削減をいくつか実行し、全世界の旅行、接客活動を停止していると語った。同社によると、6月4日時点の総流動資産は3250万ドル(約35億6000万円)、運用固定費は通年換算で約120万ドル(約1億3100万円)だった。

Yatraは、(NASDAQ上場の投資会社であるTerrapin 3 Acquisition(テラピン・3・アクイジション)を逆さ合併したあとの2016年に上場。株主には、インドのNetwork18、Reliance Capital、Macquarie Group、Rotation Capitalなどが名を連ねる。同社はインド国内10万8000件以上のホテルおよびホームステイと、全世界のホテル150万件のリアルタイム予約を取り扱っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook