Twitterが脊髄反射リツイートに警告を発する機能をテスト中

次の記事

アマゾンが顔認識技術を地方警察には1年間提供しないと表明、FBIへの提供についてはノーコメント

Twitter(ツイッター)がテストしている「情報に基づく議論を促進する」ための新機能は、ユーザーがリツイートする前にツイートを読むことを勧める。これは同プラットフォーム上での「健全な会話」を喚起するために、ユーザーがシェアしようとする内容を理解するための時間を設けるテストだと同社は説明している。

情報に基づく議論を促進するために、まだTwitterで開いていないリンクをリツイートしようとしたときは、まず開くようにお願いすることがあります

この実験的なプロンプトは、ユーザーがリンクをクリックせずにシェアするのを禁止するものではなく、リンク先を読むことを勧め、クリックできるようするだけだ。限定公開のテスト機能は現在米国のAndroidユーザーにのみが使える。

Twitterなどのソーシャルメディアでは、対立を生む陰謀論や誤解を招く主張であふれかえっているが、ユーザーを引き裂くのは誤情報だけではない。両極化はソーシャルメディアに織り込み済みの機能であり、既存の偏見を助長するコンテンツをシェアするにはワンクリックだけでいい。今回のテスト機能で、Twitterはユーザーに一息ついて考える時間を与えることで、プロセスを鈍化する方法を探っている。

去る5月にTwitterは、害を与える可能性のあるツイートを発信しようとするユーザーに警告を与えるプロンプトのテストを始めた。過去に有害の通報が多かった内容に似ているコンテンツをアルゴリズムで判別するしくみだ。Facebookも昨年同様の機能をテストし、有効な結果がでたことを報告している。

狙いは、ユーザーに強制するのではなく、異なる選択肢を選ぶ機会を与えることで、非生産的、あるいは積極的に有害な行動の改善に役立つだろう、というものだ。Twitterの新しいテスト機能では、ユーザーにひと息つかせ、シェアしようとしているリンク先のコンテンツを読むことを促している。こうしたリンクが有害な主張や陰謀論が満載だったときに何が起きるかは、まだわからないがソーシャルネットワークで無意識にリツイートボタンを叩くのではなく、落ち着いた行動を勧めることは、間違いなくよさそうに思える。

関連記事:Twitterが「有害な」リプライを送信前に修正を促すプロンプトをテスト中

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook