ローターが傾くことで従来機では不可能だった操縦ができるSkygaugeの革命的ドローンが予約注文開始

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主にアジアで何度かSkygaugeのドローンを見る機会があった。カナダのチームはHAXのアクセラレーター事業に参加しており、オフィスは深圳にあった。TechCrunchが2019年に深圳で行なったHardware Battlefieldにも同社は参加していた

私が話をした人は誰も、同社のチルト可能なローター技術に感銘を受けているようだった。この技術により大規模な産業用ドローンが、従来のドローンではできなかった方法で操縦することができるようになる。間違いなく同社は、ドローンの最新技術に注目している企業の関心を集めている。多くのロボティクスや自動化関連企業も注目したはずだ。さらに新型コロナウイルス(COVID-19)は、彼らの関心をさらに高めた。

米国時間6月30日に同社は、2021年に販売を予定しているドローンの予約注文をスタートしたことを発表した。価格は未定だが、関心のある人は返金も可能な1000ドル(約10万8000円)の保証金を支払うことができる。同社によるとすでに100人の潜在的な顧客と、フォーチュン500企業10社を対象にしたデモを行う予定があるという。しかもこのような産業用自動検査デバイスは、パンデミックによりポテンシャルがより大きくなっている。同社によると、特例としてFAAがテキサスの石油や天然ガスの採掘現場での一時的な使用を認めたという。それにより労働者は自宅待機できる。

共同創業者でCEOのNikita Iliushkin(ニキータ・イリューシキン)氏は「弊社の目標は危険な場所に人間が行かなくてもすむようにすることだが、そのニーズが新型コロナウイルスによって大きくなった」と声明で語っている。

結果的にSkygaugeは、同社のアーリーアダプタープログラムをパンデミックの間にやり終えてしまったようだ。同社がドローンの製造を今後も自社で続けるのか、それともその感動的な技術をサードパーティにライセンスしていくのかといった点が気になるところだ。同社はプレシードとしてすでに40万ドル(約4300万円)を調達しており、今後も調達計画がある。

画像クレジット:Skygauge

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa