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時系列データベース開発のQuestDBが2.5億円調達

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Y Combinator summer 2020のメンバーであるQuestDBは、スピードを最優先に置いたオープンソース時系列データベースを開発している。スタートアップは米国時間7月2日、230万ドル(約2億5000万円)のシードラウンドを発表した。

ラウンドを主導したのはEpisode1 Venturesで、そこにSeedcamp、7percent Ventures、Y Combinator、Kima Ventures、および複数の無名のエンジェル投資家たちが加わった。

もともとこのデータベースは、現在のCTOであるVlad Ilyushchenko(ブラド・イリュシェンコ)氏が、2013年に金融サービス企業向けにトレーディングシステムを開発していたときに着想を得たものだ。当時彼は市場にあったデータベースのパフォーマンスに不満を抱いていた。そこで膨大なデータを非常に高速に扱うことができることができるデータベースの開発を始めたのだ。

長年QuestDBは、イリュシェンコ氏にとって趣味のプロジェクトだった。それが変わったのは、CEOに就任したほかの共同創設者であるNicolas Hourcard(ニコラス・アワカード)氏とCPOに就任したTancrede Collard(タンクレーデ・コラド)氏に出会ったときだった。3人はそのオープンソースプロジェクトを用いたスタートアップを創業することを決めた。

「時系列データ向けのオープンソースデータベースを構築していますが、時系列データベースは、金融サービス、IoT、その他のエンタープライズアプリケーションの中心となるため、数十億ドル規模の市場になるのです。そして、私たちのシステムは、基本的には爆発的な量のデータを簡単に処理できるようにして、インフラストラクチャのコストを劇的に削減できるようにするのです」とアワーカード氏はTechCrunchに語った。

彼はまた、それが高性能であることを付け加える。「最近、ウェブサイトから超巨大なデータセットをアクセスできるデモをリリースしました。16億行に対するクエリをほぼ1秒未満で実行することが可能です、基本的にソフトウェアの性能を示すことだけが目的ですけれど」と彼は語る。

彼は、オープンソースというやり方を、まず組織内の開発者たちの気持ちを掴んで、草の根的採用を行ってもらう方法として捉えている。そしてスタートアップがやがて製品のマネージドクラウドバージョンを開発したときに、企業の中に深く食い込むのだ。現段階では、オープンソースであることは、データベースの開発と機能の追加を行う貢献者のコミュニティに、小さな彼らのチームを手助けしてもらえるという利点もある。

「無料で使用できるこのオープンソースプロダクトを用意しました。こうした分散開発モデルを採用することはとても重要なのです、なぜなら開発者たちが自分の問題を解決するお手伝いができますし、私たちも様々なコミュニティからの協力をお願いすることができるからです。[…] そして、これは実際に採用の拍車をかける方法なのです」とアワーカード氏は言う。

彼によれば、Y Combinatorと協力することで、彼ら同様にオープンソースベースのスタートアップを立ち上げた、エコシステム内の他の企業と話をすることができ、それはとても役に立ったという。だがそれはまた、目標の設定と達成を学ぶことや、シリコンバレーのビッグネーム、例えばインタビューと同じ日にY Combinatorで講演を行ったマーク・アンドリーセン氏などと知り合う機会も与えてくれた。

現在、同社には3人の創業者を含む7人の従業員がおり、米国、EU、南アメリカに分散している。彼はこの地理的多様性が、将来的多様なチームを構築する際に役立つと考えている。「私たちは多様なチームを持つことを確実にするために、本気でより多様なバックグラウンドを持ちたいと考えていますし、本気でそれに取り組んでいます」。

短期的には、同社はコミュニティの育成を続け、オープンソースプロダクトの改善を続けながら、マネージドクラウドプロダクトに取り組みたいと考えている。

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カテゴリー:ソフトウェア

タグ:QuestDB 資金調達 データベース

画像クレジット:oxygen / Getty Images

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(翻訳:sako)