衛星通信サービスStarlinkがベータテスト参加希望者に住所提出を依頼、利用可能地域の正確な把握のため

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SpaceX(スペースX)が準備を進めている広帯域低遅延のブロードバンドインターネットサービスのStarlink(スターリンク)がこのほどベータテストの参加希望登録者にメールを送った。このメールでは以前要求していた郵便番号に代わり、具体的な住所をテスト参加者に要求している。ネットワークの利用可能地域を正確に知るするためだ。

このメールは、SpaceXのStarlinkプライベートベータがこの夏に開始され、その後に「公開ベータが続く」ことを意味している。サービスに興味があり最新情報を受け取るためにサインアンプした人たちは「ベータテストの準備ができ次第」通知される、とSpaceXのメールに書かれている。

SpaceXはサービスの公式スタートに向けて衛星群を拡大すべく、打ち上げを続けてきた。これまでStarlinkを利用したインターネット接続を実際に使った人はごくわずかで、SpaceXのファインダーでCEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏と早期のSpaceX投資家だったSteve Juvertson(スティーブ・ジャーベットソン)氏が知られている。

これまでに、SpaceXは540基のStarlink衛星を打ち上げたが、うちいくつかは軌道を外れたり停止したり故障しており、全体では現在アクティブなのは500を超える程度だ。同社は2020年8月までにあと3回の打ち上げ計画が確認されており、6月から延期された1回は2020年7月中に実施される予定だ。

SpaceXは並行して、運行のための規制要件を満たすべく準備中で、カナダの郊外に接続を提供するために 同国の通信業者ライセンスを申請(The Globe and Mail記事)したのもその1つだ。同社は米国内でブロードバンド格差を縮めることのできる企業に向けた基金を受給する資格も持っているが、国から多額の資金を受け取るために必要な低遅延の実証を今週末に迫った期限までに実施できそうにない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook