ローコードアプリ統合プラットフォームのParagonが約2.6億円調達

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ローコードは最近ホットなカテゴリだ。企業はコーディングスキルがなくてもワークフローやシンプルなアプリケーションを開発できるようになり、貴重なエンジニアリングリソースをより重要なプロジェクトに回すことができる。

ローコードアプリケーション統合プラットフォームを開発する、Y Combinator(Yコンビネーター)2020冬期メンバーのParagonは、米国時間7月28日250万ドル(約2億6000万円)のシードラウンドを発表した。

投資家には、Y Combinatorのほか、Village Global、Global Founders Capital、Soma Capital、FundersClubなどが名前を連ねている。

「Paragonを使用すれば、技術者でないユーザーでも、ビジュアルワークフローエディターを使用して簡単に統合を行うことができます。基本的に提供するのは、APIリクエスト、サードパーティAPIとの対話、そして条件付きロジックなどの機能を備えたビルディングブロックです。そのため、ユーザーはこれらのビルディングブロックをドラッグアンドドロップして、アプリケーションのビジネスロジックを記述したワークフローを作成することができるのです」と語るのは、同社の共同創業者であるBrandon Foo(ブランドン・フー)氏だ。

フー氏は、世の中にローコードのワークフローツールがたくさんあることは認めているが、UIPath、Blue Prism、Automation Anywhereといったツールの多くは、作業者の特定のタスクを自動化するためのロボットプロセスオートメーション(RPA)(未訳記事)に集中している。同氏と共同創業者のIshmael Samuel(イシュマエル・サミュエル)氏は、開発者に焦点を当てたかったのだと語る。

「私たちは、開発者の効率をどのように改善できるのか、そしてどのようにすれば低コードの利点を製品チームとエンジニアリングチームにもたらし、統合ごとに手作業でコードを記述せずに製品をより簡単に開発できるのか、そして製品開発を合理化することができるのかに、真剣に焦点を当てています」とフー氏はTechCrunchに語った。

それを使うには、Stripe、Slack、Google Driveなどの各ツール用に事前準備された1200種類のコネクターを、ワークフローテンプレートにドラッグ&ドロップして、なんらかのアクションをトリガーとする新しいコネクタを素早く開発すればいい。これらはAWSサーバーレスアーキテクチャに基づいて構築されているため、トリガーアクションとそれに続くアクションを定義すれば、あとはParagonがバックエンドインフラストラクチャに必要な要件を処理してくれる。

会社はまだ初期段階だ。1月にプライベートベータ版をリリースしたが、現在同社には80社の顧客がいる。同社は現在、かつてPolymailを共同創業したフー氏自身と、Uberの主任エンジニアだったSamuel(サミュエル)氏を含む6人の従業員を抱える。今年はさらに4人の従業員を雇用する予定だ。

有色人種である2人の創業者は、そのまわりに多様なチームを構築しようとしている。「すでに私たちのDNAに組み込まれていると思っています。多様性のある創業チームに一緒に仕事をしたい人を雇うという観点において、おそらくより広い視点と展望を持っているでしょう。もちろん、改善の余地は常にあると思います。そのため、私たちは常に、採用プロセスにおいてより包括的になれるような新しい方法を(成長しながら)模索しています」とフー氏。

新型コロナウイルスのパンデミックについては、彼は大変な時期だったとは言うものの、彼は自分たちが現実の問題を解決しており、現在のマクロ経済状況にもかかわらず成功できると信じている。

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(翻訳:sako)