電動スクーターのUnagiがニューヨーク市とロサンゼルス市でサブスクを提供開始

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セレブやポップスターが注目する先進的なデザインのポータブル電動スクーター企業(未訳記事)、Unagi(ウナギ)がサブスクリプションサービスの提供を開始した。

Unagiオールアクセスというこのサービスは、ニューヨーク市とロサンゼルス市で提供される。顧客からのフィードバックを集めサービスを改善しながら対象地域を広げていく計画だという。

顧客は2つのプランのどちらかを選べる。月額39ドル(約4100円)のプランか、1年契約で月額料金が34ドル(約3600円)に割引されるプランだ。初回のセットアップ費用が50ドル(約5300円)かかるので、開始月の支払額は89ドル(約9400円)になる。月額料金にはメンテナンス費用とスクーターの盗難や破損に備えた保険料が含まれる。

サブスクを申し込んだ顧客には、24時間以内に組み立て済みのModel Oneスクーターが発送される。Model Oneを購入する場合の価格は990ドル(約10万5000円)だ。

サブスクをキャンセルした顧客からUnagiに返却されたスクーターは、80カ所の点検を受ける。同社がTechCrunchに語ったところによると、工場で実施されているのと同じ点検が実施されるという。サブスク利用者に新品のスクーターが届くと明記されているわけではない。しかし同社は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大以降の需要に応えるために生産を増やしているので、新品のスクーターが届く可能性が高いと説明している。

これはUnagiにとってリスクではあるが、同社は新型コロナウイルス流行の最中、そして収束後の効果に期待している。

このサービスを発表した同社のブログには「このモデルは現在の状況に適している。都市の活動が再開され、人々はスーパーマーケットや郵便局、公園にどうやって行こうかと改めて考えている。新型コロナウイルスに対して慎重な消費者は、地下鉄やUber、共有スクーターなど、他人と共用する交通機関に不安を感じているというデータがある。こうした人々はもっと安全な代替手段を求めている」とある。

CEOのDavid Hyman(デビッド・ハイマン)氏によれば、同社は新型コロナウイルスの感染が世界中で広がる前からサブスクサービスについて調査していたという。

同社は2019年秋にこのアイデアをテストしていた。2020年春にはカリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスの協力を得てさらに詳しい研究を開始し、予想よりも需要が大きいと判断した。

ハイマン氏はTechCrunchへのメールの中で「サブスクリプションサービスを始めたいという我々の意欲が新型コロナウイルスによってさらに強くなり、ロサンゼルスとニューヨーク市の両方で同時にサービスを開始する弾みがついた」と述べた。

スクーターのサブスクへの転換、つまりハードウェア・アズ・ア・サービスと呼ばれる方式の提供を目指すのはUnagiだけではない。電動バイクのDanceやVoiなども同様のビジネスモデルを成功させようとしている。

画像クレジット:Unagi

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(翻訳:Kaori Koyama)