Nikolaがゼロエミッションの電動ゴミ収集トラック2500台受注を発表、フル充電で約241km走行可能

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電動トラックメーカーのNikola(ニコラ)は8月10日、ゴミ収集トラック2500台の受注を発表した。これを受け同社の株価は急上昇した。受注したトラックは、2022年にロードテストを実施し、翌2023年に生産が始まる見込みだ。

Republic Services(リパブリック・サービシーズ)が発注し、所有トラック台数は5000台に増える。同社は米国で2番目に大きなリサイクル・ゴミ処分サービス会社とされている。

受注のニュースにより、取引開始と同時にNikolaの株価は22%上昇し、記事執筆時点で14%のアップだ。同社は今年初めに上場し、IPO時に10.16ドル(約1076円)だった株価は数週間で93.99ドル(約9960円)になり、注目株となった。

プレスリリースによると、電動トラックはNikolaのTreパワートレインシステムを搭載し、1回のフル充電で150マイル(約241km)走行できる。バッテリーパックの容量は720kWh、一方のパワートレインはソフトウェアで1000HPに制限される。Nikolaはトラックのキャシーとボディの生産・組み立てを請け負う。

「これはゲームチェンジャーになる」とNikolaのCEOであるMark Russell(マーク・ラッセル)氏は声明で述べた。「ゴミ収集トラックの顧客はこれまでいつもトラックOEMにキャシーを、他のサプライヤーにボディを発注していた。Nikolaはキャシーとボディを完全に統合させていて、1つの工場で作業を行う。トラックにはいずれも自動化されたサイドローダーとフロントローダーが搭載される。すべてゼロエミッションだ」

ゴミ収集トラックのような産業マーケットは電気自動車メーカーにとってチャンスが広がる大きなエリアだ。メーカーはさほどデザインを追求せずにテクノロジーを生かせる。ゴミ収集会社は外観ではなく、能力を重視する。

産業用Treパワートレインとともに、NikolaはNikola Badgerという消費者向けピックアップトラックも展開する計画だ。現在プレオーダーを受け付けているNikola Badgerは2タイプあり、1つは航続距離300マイル(約482km)のバッテリーバージョン、もう1つは燃料電池バージョンでこちらの航続距離は600マイル(約965km)とされている。

画像クレジット:Nikola Motor Company

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(翻訳:Mizoguchi