アトラシアン共同創業者CEOのキャノンブルックス氏がDisrupt 2020に登壇決定

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グーグルが一般に広く知られた存在であるように、Atlassian(アトラシアン)は、ソフトウェアエンジニアなら誰もが知っている会社だ。2002年に設立し、シドニーに本拠を置く同社は、法人向けコラボレーション用のツールとサービスを開発している。創業以来、順調に業績を伸ばし、2015年、株式を公開した。

そのアトラシアンの共同創業者で共同CEOのMike Cannon-Brookes(マイク・キャノンブルックス)氏をDisrupt 2020にお迎えできることになったのでお知らせしよう。TechCrunchのチーム一同、待ちきれない思いでいることは言うまでもない。

起業家精神という意味では、キャノンブルックス氏は1つの会社を創業から株式公開まで導き、その間あらゆる面で社の成功に尽力した数少ない創業者の一人だ。

アトラシアンは法人向けコラボレーション、とりわけエンジニアリグと開発チーム向けのコラボレーション製品の分野ではパイオニア的な存在であり、長年にわたって、Jira、Confluence、HipChatなどの頑強な製品群をリリースしてきた。

キャノンブルックス氏は、創業時の資金調達、製品開発、Trello(トレロ)など他社の買収、株式公開に至るまで、あらゆる局面で指揮をとってきた。アトラシアンは創業時から現在まで、創業国であるオーストラリアに本社を置き、インボイス業務も本社で行っており、南半球の国で創業したテック系スタートアップで最も成功した会社と言えるだろう。

アトラシアンの際だった特徴の1つは、マイクロソフトやIBMといった大手ソフトウェア企業と違い、正式な営業販売部門なしでここまで成功したという点だ。同社の販売マーケティング費用は、他の法人向け大手ソフトウェア企業と比べれば本当にわずかである

「創業当初から、営業販売員はソフトウェア企業を破綻させるという直感みたいなものがありました」と、キャノンブルックス氏は2015年のAustralian Financial Reviewの記事で語っている。「このやり方でうまくいくことを納得してもらうのが、おそらく一番大変な仕事だったと思います。このやり方に納得できないがために、多くの優秀な人たちが当社への入社をあきらめたり、投資やアドバイスという形で当社をサポートすることを拒んだりしました」。

アトラシアンという会社は、とてつもなく高性能の流通販売の弾み車を作り上げ、そこに「卓越した製品」という1つの必須材料を組み込んだものだ。卓越した製品を低価格で提供すれば誰にでも売ることができる。誰にでも売るには、透明な価格体系と無料お試し期間を用意してオンラインで販売することが必要だ。無料お試し期間を用意するなら、卓越した製品を開発しなければならない。そうすれば弾み車が回転していく。

このモデルはとてもよく機能した。

アトラシアンの製品は、Spotify、NASA、Sotheby’s、Visaなど、小企業から大企業まで、世界中16万社で利用されている。

キャノンブルックス氏は、技術分野の投資家でもあり、ソフトウェア、フィンテック、農業、エネルギーなどの各分野に投資している。また、Zoox(ズークス)の取締役でもある。

キャノンブルックス氏と膝を交えて、この20年間のアトラシアンの軌跡と今後の展望について伺えるのは本当に楽しみだ。

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(翻訳:Dragonfly)