Skyroraがアイスランドの移動式発射場から小型デモロケットを打ち上げ

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宇宙開発スタートアップのSkyrora(スカイローラ)は米国時間8月16日の日曜日、アイスランドからSkylark Microロケットのテスト打ち上げに成功し、ロケットは26.86kmの史上最高高度を達成した。約4mの準軌道ロケットは、数日前に設置されたアイスランドのランガネス半島の移動式発射場から離昇した。

Skylark Microは、2023年に打ち上げを開始する予定の軌道小型ペイロード打ち上げロケットであるSkyrora XLの準備のために利用されている。アイスランドにおける今回の打ち上げの目的は、同社の移動発射モデルの柔軟性を実証することに加えて、Skylark Microに搭載され最終的にはSkyrora XLにも搭載予定の電子機器や通信のテストを行うことだった。

Skyroraは2020年6月にも、スコットランド沖の小島からSkylark Microを打ち上げている。しかし、同ロケットは約6kmしか上昇しなかったため、今回の最高高度への挑戦は大きな成功だ。このミッションには2段式ロケットの両ステージの回収の試みも含まれており、分離してパラシュートを展開し海に落下したが、捜索中ではあるもののまだどちらのステージも見つけられていないと、同社は明かしている。

別の場所から迅速に打ち上げられる能力は、今回のテストのもう1つの重要なデモンストレーションである。これは多くの小型ペイロード打ち上げスタートアップ企業の需要に応える、大きなメリットとなる可能性がある。さらに政府や軍といった顧客が、即応性の高い打ち上げサービスプロバイダーに求めている重要な機能でもあるが、もちろんSkyroraが最終的に導入を望んでいるSkyrora XLのような大型ロケットを開発するためには、大幅にスケールアップする必要がある。

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カテゴリー:宇宙

タグ:Skyrora

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(翻訳:塚本直樹 Twitter