アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドがパンダ施設のIoTプロジェクト始動、飼育舎に電子錠システム導入

次の記事

直接会えなくてもリモートアクセラレーターには参加する価値がある

アドベンチャーワールドは8月19日、パンダ施設のIoTプロジェクト第1弾として飼育業務の安全性強化と効率化を目的に、ジャイアントパンダが暮らす希少動物繁殖センター「PANDA LOVE」(パンダラブ)バックヤードへのガードロックシステム(電子錠システム)導入を発表した。

今回の取り組みは、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と、三菱電機システムサービス、オイヒナーの協力によるもの。

アドベンチャーワールドがパンダ施設のIoTプロジェクト始動、飼育舎に電子錠システム導入

アドベンチャーワールドは、飼育獣舎での電子錠導入にあたり、製造現場などで導入・運用実績があり、高耐久・高信頼性を重視したガードロックスイッチならびに監視システムであることを主眼に製品を選定。電子錠にはオイヒナーのトランスポンダー方式(RFIDを用いた非接触スイッチ方式)ガードロック機能付き安全スイッチを採用した。これまで南京錠で行っていた解錠・施錠作業の電子化とボタン操作化が行われ、作業の効率化も図られた。

また、飼育スタッフと動物の予期せぬ接触を回避するため、一定の条件が整わないと他の動作ができなくなるインターロック制御を組み合わせたシステムを導入。

加えて、飼育獣舎扉の鍵を電子化することで、開錠・施錠の状態の視認性向上ならびに、飼育獣舎全体の開錠・施錠状態の集中監視、ネットワーク経由の遠隔監視を可能とした。開錠作業の手順を誤った場合は、パトライトが点灯するなど、解錠・施錠の状態の視認性も向上させている。これにより、飼育員の作業安全性向上とパーク全体の安全マネジメント強化を実現したという。

製造業の監視・制御とデータ収集に実績のあるSA1-Ⅲ監視システムの導入によりIoT化を実現し、施錠の遠隔監視・ウェブ監視を行い、飼育獣舎の鍵の状態とシステムの状態を「見える化」したという。暗号化通信を用いた外部からのアクセスほか、施錠操作の履歴もログとして保存している。

アドベンチャーワールドは、今後もパンダラブに最先端技術を導入し、未来創造パークとして、人、動物の安全、すべての生き物が輝くSmile溢れるパークを目指すとしている。