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遠隔地の同僚との親密さを声で取り戻すデジタル音声メッセージングサービスのYac、Slackが出資しAPIも連携

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2019年ローンチしたデジタル音声メッセージングサービスのYacは、従業員にリモートワークのための新しいコミュニケーションツールを提供しようとしている企業の間で定着しつつあり、Slack Fundから新たな資金を調達した。

米国フロリダ州を拠点とするこのスタートアップは当初、Product HuntのMaker Festivalでのピッチから生まれた。デジタルエージェンシーのSoFriendlyによって開発されたYacのデジタル音声メッセージングサービスは、同イベントのスタートアップコンテストで優勝し、Boost VCとその創設者であり、3代目のベンチャーキャピタリストであるAdam Draper(アダム・ドレイパー)氏の関心を集めた。

Yacは3月に正式にサービスを開始し、最初の1週間で900チームが登録。同社の製品には、1対多のメッセージング、Slackとの統合、改良されたデスクトップアプリが含まれている。こういった機能が、Slack Fundの注目を集めることになった。Slackからの投資は、Yacの創業者であるJustin Mitchell(ジャスティン・ミッチェル)氏が最初に同社に接触してから2年後のことだとミッチェル氏は振り返っている。

電話に変わる通信手段を考えていたミッチェル氏は、起業家のJim Rand(ジム・ランド)氏の紹介でSlackの注目の的となった。ランド氏は、Synervoz Communications(シネルヴォス・コミュニケーションズ)が新しい音声通信アプリケーションにも取り組んでいた人物だ。

ランド氏とミッチェル氏はLinkedInを通じて知り合い、起業家精神の試練や苦難を乗り越えて絆を結んだ。二人が話を続けているうちに、同社は音声アプリケーションをほかのサービスに接続するためのAPIを作っているランド氏が、ミッチェル氏にコラボレーションについてSlackに相談したいかどうかを尋ねたそうだ。

Slackは手を差し伸べ、ミッチェル氏はYacアプリを介してSlackに返事をした。「基本的にすべてのデューデリジェンス(投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査すること)は、Slackチームからの質問に答えてミッチェル氏が残した一連の音声メッセージで行われた」とミッチェル氏は説明している。

上場企業であるSlackは50万ドル(約5300万円)という少額の投資で参入した。Yac社は現在5000人強のユーザーを抱えており、Slackと同じようにシートごとに課金している。ミッチェル氏は「その資金を使ってSlackの独自のメッセージングサービスとより密接に統合する予定だ」とコメントしている。いくつかのYacの機能は自動的にSlackに統合される予定だ。Slackの通話ボタンをYacのボタンに変更することで、ユーザーは電話の代わりに音声メッセージを配信できるようになる。

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タグ:資金調達 Yac Slack

画像クレジット:Bloomberg / Contributor / Getty Images

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(翻訳:TechCrunch Japan)