Twitterがツイートの引用数を表示する実験を開始

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Twitter(ツイッター)は、ひとつのツイートから発生した会話を簡単に確認できるようにしたいと考えている。今年の5月、同社はユーザーインターフェイスを変更(Twitter公式ツイート)し、ツイートの下に表示されるリツイートの数をクリックすると、コメント付き、またはコメント無しで、そのすべてのリツイートをひとつの画面で読めるようにした。だが今回の新機能では、リツイートに関して、その会話がどこで展開されているかをエンドユーザーにもわかりやすく見られるようになる。それを「Quotes」(クオーツ、引用)数というかたちで実験を始めるとTwitterは話していた。これは、今あるリツイートと「いいね」の数が表示される場所に並んで示される。本日から、各ツイートの下に現れることになっている。

この機能は、数日前から一部のTwitterユーザーには提供されていたが、反応はさまざまだ。通常のリツイートとクオーツを区別するのに役立つと称賛する人もいれば、いちばん右が「いいね」という配置に慣れている人には、新しい数値の位置に混乱すると苦情を述べる人もいる。

Derick Alangi:少し前にasemotaが言ったことにTwitterは火が点いた。リツイートとクオーツが区別されて使いやすい

Sam Sheffer:新しいクオーツは気に入った

SmugWolff? LewdWolff:「いいね」の右に新しいクオーツがあるのは混乱する。その数を見たら、いいねがすごく少ないと思ってしまう。あれこれ画面を変えるのはいいが、クオーツは真ん中にしてほしい

Joshua Byrd:Twitterはリツイートとクオーツを分けたみたい

ソーシャルメディアのニュースサイトSocial Media Today(ソーシャル・メディア・トゥデイ)が、この数値の追加を最初に報道した。情報源となったメディア・コンサルタントMatt Navarra(マット・ナバラ)氏のツイートを引用している。

Matt Navarra:Twitterは、コメントを付いてリツイートよりもクオーツがお気に入りのようだ

TechCrunchがTwitterに確認したところによると、ユーザーが見ているものは、まだテスト中のものという認識だ。しかも、この新機能を「Quotes」という名称にするかも決めていないという。「Quote Tweets」(ツイートを引用)という名称も試すという。

「数カ月前、ツイートのリツイートをタップしたときに誰もが会話全体を見られるよう、コメントを付けてリツイートを読みやすくしました」とTwitterの広報担当者はTechCrunchに話した。「これは誰でも使えます。今は、コメントを付けてリツイートにツイートから直接アクセスできるようにする方法と、クオーツ、クオート・ツイートなど、アクセスがしやすく、わかりやすい名称を試しています」と担当者は説明していた。

「クオーツ」を独立させたことは納得できる。リツイートの数を表すのに「コメントを付けてリツイート」では少し長い。

またこの機能は、最近加えられたTwitterの別の画面変更とも連携している。今月の時点でTwitterは希望する人全員がツイートへの直接の返信を制限できるようにした(未訳記事)。つまり、このプラットフォーム上のツイートの一部は、以前とは違い、誰もが投稿者に返信できる公開の会話では反応できなくなるということだ。

その代わりにユーザーは、自分がフォローしている人、またはツイートの中で名前を挙げた人にだけ返信を許可できる(未訳記事)ようになった。とはいえ、返信を制限したツイートでも、別の方法を使えば反応できる。そのツイートをリツイートに含めるか、コメントを付けてリツイートをすればいい。すると、Twitterネットワークの別の場所で会話が始められ、他のユーザーも話に加われるようになる。ツイートの閲覧者を完全に制限する唯一の方法は、アカウントを非公開にすることだ。だがこれを行っている人はほとんどいない。

「クオーツのテストは、開発が進むに連れて機能が変化することを意味していると」Twitterは話している。

公開テストが始まる前に、リバースエンジニアのJane Manchun Wong(ジェーン・マンチャン・ウォン)氏は、すでにこの機能を発見(Twitter投稿)していた。ウォン氏は、アプリの中の新機能を発表される前に発見するのを得意としている。

Twitterは、よりよい会話を実現するために、常にインターフェイスの変更を試している。しかし根本的なところでは、「オンライン広場」という同社のコンセプトはそのプラットフォーム上で発生する混乱や不健康な人間関係の責任の一端を担っているとも言える。Twitterユーザーの世界観はあまりにも多様であり、インターネット文化そのものが嫌がらせを切り離せない存在であるため、いかなるソーシャルメディアプラットフォームであれ、思慮深い対話の場になるのは難しいということだ。

画像クレジット:TechCrunch

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(翻訳:金井哲夫)