在宅ギタリストに最適な多用途スマートアンプ「Positive Grid Spark」の魅力

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エレキギター用のアンプは、時間をかけて最新のモバイルテクノロジーを駆使した巧妙な仕掛けを取り入れてきた。だが新しいPositive Grid Spark(ポジティブグリッドスパーク)は、その中でも最も優れたインテリジェンスと汎用性を1つのパッケージにまとめたものかもしれない。Sparkは、スタンドアロンのBluetoothスピーカーとしての機能に加えて、コンパニオンアプリから、音声コマンド、調整可能なモデリング、そしてホームレコーディングまで、初心者にもプロにも同じ機能を提供する。価格は299ドル(約3万1700円)だ。

基本情報

Positive Grid Sparkは、見かけ上は平均的なポータブル練習用アンプのように見える。長さは1フィート(約30cm)を少し超え、幅と高さは約0.5フィート(約15cm)で、重さは12ポンド(約5.4kg)弱だ。持ち運びに使える、取り外し可能なレザーキャリングストラップが付属しており、4分1インチ(6.35mm)のギター入力、8分1インチ(3.5mm)の補助入力、オーディオギアを接続するための8分の1インチ(3.5mm)のヘッドフォンジャックを備えている。またコンピューターに接続するためのUSBオーディオインターフェイスとして利用できるUSBポートも備わっている。

Sparkには、多数のプリセットされたアンプタイプから選択を行うためのダイヤルや、ゲイン、ベース、ミッド、トレブル、マスター、モジュレーション、ディレイ、リバーブをリアルタイムに調整するための個別のダイヤルなどの、たくさんのコントロールノブが備わっている。出力ボリュームと音楽ボリュームの物理的な調整ダイヤルに加えて、プリセットを呼び出すための4つのユーザー設定可能なボタンと、オンボードチューナーやその他の機能にアクセスするためのタップ・チューナーボタンがある。

アンプには30種類のアンプモデルや、サウンドをカスタマイズすることができるノイズゲート、コンプレッサー、ディストーション、モジュレーション、ディレイ、リバーブなどの40種類のエフェクトが組み込まれている。Sparkは、ストリーミングオーディオ用のBluetooth接続も備える。ステレオサウンド用に2つの4インチ(100.5mm)スピーカーが内蔵されており、その定格は40W(ワット)だ。

機能とデザイン

Sparkの外装デザインは、普通にある多くの標準的な練習用アンプと大きく異なってはいない。しかし、それは高品質を感じさせ、グリル部分は見栄えのいいレトロな仕上がりで、使用していないときにサイドテーブルに置かれていても気にならない質感だ。合成皮革の使用は耐久性と倫理性の両方を高める役に立っている。また各調整ノブの素晴らしい真鍮の色合いが、外観の完成度を高めている。電源用の金属製スイッチと赤いLEDは、ジャムの準備ができているかどうかがひと目でわかる。またタッチボタンにも同様の明るいバックライトが採用されている。

使用していないときに取り外すことができるSparkのハンドルは、快適に機能する。アンプはまた、ゴム製の脚を備えていて、床から浮いた状態を保ち、動作中の安定性を提供する。

基本的なパフォーマンスと機能という点だけでも、Sparkは優れたアンプだ。たとえPositive Gridアプリをダウンロードせず、単純にギター、ウクレレ、その他のエレクトリックアコースティックを接続しただけでも、好きなサウンドをセットアップするために物理コントロールを使って街に出ることもできる。

だがアプリのダウンロードは必須だ。アプリをダウンロードすることで、Sparkの価値を真に拡張して、同じ価格帯、およびより高価なほぼすべてのアンプよりも優れたものにしてくれる、多くの機能を完全に活用できるようになる。

このアプリにはたくさんの機能が備わっているが、例えばPositive Gridの「スマートジャム」機能は、演奏中に演奏者のスタイルを効果的に学習し、ベーストラックとドラムトラックを自動生成して一緒に演奏することができる。これは非常にクールな機能で、単にジャムセッションをしたかったり、面白い曲を考えたいときに、一般的なバッキングや伴奏曲を探す手間を省いてくれる。

自分の曲を考えるのではなく、お気に入りの既存曲をマスターしたい場合のための、自動コード演奏機能もある。この機能はSpotify、Apple Music、YouTubeと統合されている。つまり、どの音楽サービスに加入していても同様に、再生すれば曲のギターコードがデバイス上に自動的に表示される。曲の一部でつまずいたり、練習を始めたばかりのときには、曲の速度を落としたり、特定のセクションをループしたりすることもできる。

またSparkアプリは、1万種類を超えるギターとベースのアンププリセットを提供していて、アンプハードウェアの多様性をさらに拡張してくれる。さらに、音声を使って制御できるため、たとえば仮想バンドを提供するように要求するだけで、必要に応じて機能が呼び出される。

まとめ

Positive Grid Sparkは、アンプ分野におけるユニークな製品であり、コンパニオンアプリを介して多くの拡張スマート機能を提供できる、だがもし携帯電話に煩わされることなく、単に持ち出して楽しみたい場合でも、秀逸で高度にカスタマイズ可能な製品だ。299ドル(約3万1700円)という価格で、さまざまな先進的なソフトウェア機能と、優れたBluetoothスピーカーとしての多様性が手に入ることを考慮するならば、この製品をお勧めしない理由を見つけることは難しい。

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カテゴリー:ハードウェア

タグ:Positive Grid ガジェット 音響機器

画像クレジット:Positive Grid

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(翻訳:sako)