テスラが最大5300億円の新規株式売り出しを発表、株価は3月中旬から598%上昇

次の記事

店内にいる顧客の動線を分析するCosmoseがシリーズAで15.9億円を調達

Tesla(テスラ)は米国時間9月1日、最大50億ドル(約5300億円)の新規株式を売り出すと発表した。同社の株価が過去にない上昇を続けていることを受けた動きだ。

同社は、米証券取引委員会に提出した申請書の中(Teslaリリース)で「成行注文」提供プログラムを通じて「その時々に」株式を売る、とした。Goldman Sachs(ゴールドマンサックス)、BofA Securities(バンク・オブ・アメリカ・セキュリティズ)、Capital Inc.(キャピタルインク)、Citigroup Global Markets Inc(シティグループ・ グローバル・マーケッツインク)、Morgan Stanley(モルガン・スタンレー)などがテスラの意向を汲んで株式を販売する。

テスラ株は9月1日、ニュースを受けて下落して始まった。午前中に4.25%安になり、その後戻した。記事執筆時点での株価は株式分割後の価格で0.34%安の469.40ドル(約4万9700円)だ。

同社は新たに調達することが予想される資金の詳細な計画は示さなかった。その代わり、申請書の中で「財務のさらなる強化と一般事業目的」に使うつもりだと述べた。

新たな資金の注ぎ込み先はたくさんあるだろう。同社は日々のオペレーションに加え、ベルリンやオースティン近くの工場を含むいくつかの建設プロジェクトを抱える。

同社は急上昇中の株価の力を最大限引き出すためにすでに動いていた。2020年8月に役員会は、株式1株を5株に分割することを承認した。分割の発表は、このところテスラ株が急上昇していたのに続くものだ。

8月31日に1株が5株に分割されるのを控え、同社の株価は8月28日に2213.40ドル(約23万4500円)をつけた。分割後の取引開始価格は444.61ドル(約4万7100円)。個人投資家がチャンスとばかりに飛びつき、これまでより小さい価格でもテスラ株の勢いは削がれなかった。分割後の株価は8月31日に12.6%上昇し、498.32ドル(約5万2800円)で引けた。

1年前、テスラ株は227.45ドル(約2万4100円)だった(分割調整価格では45ドル、約4770円)。2020年3月までは上昇と下落を繰り返していたが、その後上昇トレンドに乗った。3月18日以来、テスラの株価は598%上昇した。

関連記事
初めて1800ドルを突破したテスラ株の理由なき高騰
絶好調のテスラが1株を5株に分割すると発表

カテゴリー:モビリティ

タグ:Tesla イーロン・マスク

画像クレジット:David Paul Morris / Getty Images

原文へ
(翻訳:Mizoguchi