Tinderのインタラクティブビデオシリーズ「Swipe Night」が日本含めグローバルで9月12日から利用可能に

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Tinder(ティンダー)の「Swipe Night(スワイプナイト)がグローバル展開する。デートアプリのTinderは9月4日、インターラクティブなビデオシリーズが9月12日からアジアやその他の海外マーケットで利用できるようになると発表した。新型コロナウイルの感染拡大のためにユーザーの多くが外出を控えているが、そうした人にとって他人とつながるための新たな手段となる。

Swipe Nightは昨年10月にまず米国で提供され、インターナショナル版は週末に展開される。米国外のオーディエンス向けに3つの連続エピソードが計画されていて、最初のエピソードは9月12日午前10時から深夜零時まで配信される。次のエピソードは次の土曜日、9月19日の同時間帯だ。

Netflixの「Black Mirror: Bandersnatch」(未訳記事)や他のインターラクティブエンターテイメントと似ているが、Swipe Nightは視聴者が「自分でアドベンチャーを選ぶ」方式だ。しかしそれぞれのエピソードはわずか7分で、ユーザーの選択はプロフィールに加わる。これによってマッチする人がいるかどうかがわかる。

若いユーザー向けの他のデートアプリと競合するTinderはここ数年、ユーザーの利用を増やすためにアプリ内イベントを導入していて、Swipe Nightが初めてではない。パンデミック前の昨年導入したものとしては、Spring Breakモー(未訳記事)やFestival Mode(未訳記事)がある。これらは米国のTinderユーザーが同じ休暇先やイベントに行く人を探すのに使えるというものだった。

新型コロナで直接人と会うことにリスクが伴うようになり、Swipe NightはTinderの事業戦略の重要な部分になった。Tinderの競合相手もバーチャルイベントやハングアウトの開催に注力している。今日の発表の中で、Tinderは外出禁止やソーシャルディスタンシングの措置が取られていた間、Tinderアプリを使ったメッセージが世界で52%増え、ピークは4月5日だったと明らかにした。また、25才以下(Z世代)のユーザーのスワイプ量は34%増えたとも述べた。

ユーザー体験の実験として展開されたSwipe Nightは米国で成功を収め、まだ外出禁止が始まる前だったにもかかわらず、第2シーズンが約束された。昨秋のSwipe Night提供開始時は、Tinderの月間使用量は増えていたがユーザーはアプリを毎日開いているわけではなかった。しかしTinderが今年2月にSwipe Nightの第2シーズンを発表(未訳記事)するまでに、何百万というユーザーがシリーズを利用し、マッチングは26%、会話は12%増えた。

「ロックダウンが始まったとき、ユーザーのTinder利用がすぐさま増えた。引きこもり生活の中でTinderが重要な役割を果たしていると認識した。パンデミックが続く中、我々はSwipe Nightが世界中の利用者にうれしい変化をもたらすことができると確信している」とTinderのCEOであるJim Lanzone(ジム・ランゾーン)氏は発表文の中で述べた。

そしていま、米国外のマーケットのユーザーが米国と同じようにSwipe Nightに熱狂するかどうかが明らかになろうとしている。米国外のマーケットでTinderは多くのデートアプリと競合している。Tinderは国ごとのユーザー数を明らかにしていないが、コミュニケーション担当APAC責任者Papri Dev(パプリ・デヴ)氏は、世界のTinderユーザーの50%超がZ世代で、彼らがSwipe Nightの主な利用者だ」とTechCrunchに語った。

「黙示録的イベントのような一か八かのストーリーを閲覧すると、選択したり決定したりしなければならないと強く感じる」と同氏は述べた。「在宅を余儀なくされたユーザーはコンテンツに飢えている。他のプラットフォームで展開されたものをみると、人々はあらゆる種類の多くのトピックにオープンなようだ。だから我々は、適切な時期にアジアや世界中のユーザーがSwipe Nightを利用できるようにしたかった」

韓国、台湾、日本、タイ、ベトナム、インドネシアを含むアジアマーケットで展開されるコンテンツにはそれぞれの言語での字幕が表示される。

画像クレジット: Tinder

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(翻訳:Mizoguchi