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量子アニーリング研究開発スタートアップ「シグマアイ」とソニーの共同研究成果が国際会議ISITA2020に採択

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自動化によりデータサイエンスは不要になるだろうか?

量子アニーリングマシンを活用した研究開発ソリューション・アプリケーションを提供するシグマアイは9月8日、ソニーと進めていた通信技術における量子アニーリングマシン適用可能性の検討に関する共同研究の成果が、10月開催の国際会議ISITA2020に採択されたと発表した。

同研究成果「Maximum Likelihood Channel Decoding with Quantum Annealing Machine」について、ISITA2020(The International Symposium on Information Theory and Its Applications 2020)および9月開催の量子アニーリングマシンの活用に関する国際会議Qubits Worldwide Users Conferenceで発表される。

シグマアイは、現代の通信技術を支える基本問題に対して、量子アニーリングを適用するという基礎検討に関する研究をソニーとともに実施。

通信において、受信した信号を手がかりに、送信されたデジタル信号を推定する際には、組み合せ最適化を解く必要がある。この際、通信品質を保ち速度を向上させるためには、推定における組み合せ最適化問題を高速に解く必要がある。

今回の取り組みでは、量子アニーリングの適用可能性の検討を行い、実現したい通信の達成目標に対して、必要な量子ビット数の見積りやノイズに対する頑強性について確認を行った。今後も同社は、ソニーとの共同研究を通し通信技術をはじめとするデジタル社会を支える計算基盤として、量子アニーリングの適用可能性を広げ、そしてその技術を深めていくとしている。

2019年4月設立のシグマアイは、黎明期から発展期を迎える量子科学時代において、独自の量子アニーリングマシンの性能の限界を超える根幹技術を持ち、量子アニーリングの活用事例を豊富に持つ東北大学の研究成果を社会に還元するために、様々な研究開発機関、事業会社との共同開発を進める世界でも屈指のスタートアップ企業。

D-Wave Systemsの量子アニーリングマシン(2019年7月に日本初の大型利用契約を締結)をはじめ、新しい計算基盤を用いた研究開発事業、および多くのユーザーの生活に寄り添い、身近でありながら、優しく社会に浸透するアプリケーション開発事業を行っている。

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