「ムーラン」の配信でDisney+アプリのダウンロード数が前週比68%増加、7月の「ハミルトン」には及ばず

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Disney(ディズニー)の実写リメイク版「Mulan(ムーラン)」は、劇場公開に先駆けDisney+で追加料金30ドル(約3180円)で公開された。初期のデータによるとこの作品のおかげでDisney+モバイルアプリのインストール数は1週間前に比べて68%増加した。消費者が同期間にアプリ内で支払った金額も193%増加している。

このデータはアプリストア情報会社のSensor Tower(センサータワー)が発表したもので、同社によると「ムーラン」によるダウンロード数の上昇は、Disney+がブロードウェイミュージカルの 「ハミルトン」(ハミルトン)を配信したときには及ばなかった。「ムーラン」が9月4日の金曜日から6日の日曜日にかけてインストール数を68%押し上げたのに対して、「Hamilton(ハミルトン)」が2020年7月3日に公開された際には、7月3日~5日のインストール数が1週間前の同期間と比べて79%増加した。

Sensor Towerのデータは増加パーセンテージにのみに注目しているが、別のアプリ調査会社であるApptopiaはDisney+アプリのダウンロード数の初期推定数を発表している。

同社の調べによると、9月4日金曜日から6日日曜日にかけて、Disney+モバイルアプリは全世界で約67万4000回ダウンロードされ、うち40万回が米国だった(このデータはインドのアプリ「Hotstar」は含んでいない)。

これは直近4回の週末(8月7~9日、14~16日、21~23日、28~30日の各金曜日から日曜日)の平均と比べて42.7%の増加に当たる。

ApptopoiはSensor Towerとは異なる角度からデータを観察しているが、両社はある点では一致している。「ムーラン」はインストール数を促進したが「ハミルトン」ほどの影響はなかった。

Apptopiaによると、「ハミルトン」は全米で約45万8000人の新規ユーザーをもたらし、インドを除く全世界手78万人以上のユーザーを獲得した。

ただしこのデータは「ムーラン」の効果をすべて言い表しているわけではない。それは2社がアプリの新規インストールや消費金額といったモバイルデータにのみ注目しているからだ。Disney+の顧客ベースの大部分はテレビで、ゲーム機やFire TV、Rokuなどのでインターネット接続デバイスを通じて視聴している。パソコンのウェブでストリーミングしている人たちもいる。

不完全な観察かもしれないが、モバイルのインストール数データは、一般的トレンドを見る点においては意味がある。「ムーラン」の場合、一部のファンの間でボイコット騒ぎが起こっていた(CNET記事)ものの、Disney+での公開が新規ユーザー獲得に貢献したことは事実のようだ。

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カテゴリー:ネットサービス

タグ:Disney Disney+

画像クレジット:The Walt Disney Company

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook