Lucid Motorsのオール電化高級セダンLucid Airの廉価版は850万円以下で登場か

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何カ月にもわたってチラ見せや発表が行われてきたLucid Motorsは、9月9日のライブストリームでついに初のオール電化高級セダンLucid Airを発表する。例のごとく、大きな発表の前日にちょっとしたニュースが飛び込んできた。

同社は以前、Lucid Airのハイエンドモデルを提供することをほのめかしていた。Bloombergのレポートによると、Dreamと呼ばれるフラッグシップモデルの価格は16万9000ドル(約1800万円)で税控除後は16万1500ドル(約1710万)になると予想されている。同レポートによると、同社は連邦税控除後の価格が13万ドル(約1380万円)台前半のGrand Touringと、10万ドル(約1060万円)以下のTouringモデルも生産するという。

TechCrunchは、8万ドル(約850万円)以下の価格の4番目の安いベースモデルがあることを確認した。ベースモデルのLucid Airからどれくらい安くなるのか、いつ発売されるのかは不明だが、自動車メーカーは多くの場合、最も高価なモデルを先に生産し始める。同社がこの戦略に従えば、ベースバージョンは2021年後半か2022年まで発売されないだろう。

ベースモデルのLucid Airの価格が8万ドル以下の場合、Tesla Model Sと直接競合することになる。Lucid Motorsは以前、ベースモデルのほうが航続距離が短くなる可能性はあるものの、Lucid Airの米国EPAの推定航続距離は517マイル(約832km)であることを明らかにしていた。EPAがその航続距離を検証した場合、Lucid Airはテスラを含む、現在道路上にある他のすべてのEVを追い越すことになる。ベースモデルの航続距離が400マイル(約643km)を超えた場合、Model Sの販売にさらに影響する可能性がある。

Lucid Motorsはすでに、Lucid Airは4分の1マイル(約400m)を9.9秒で走ることができるなど、市場に出回っているほとんどの市販車よりも速いことなどを詳細を明らかにしている。しかし、見込み客にとってより魅力的なのは、高速道路でのハンズフリー運転をサポートするために設計された車両の高度な運転支援システムであるかもしれない。

今夏の初め、同社はLucid Airに32個のセンサー、ドライバーモニタリングシステム、イーサネットベースのアーキテクチャを搭載し、DreamDriveと呼んでいる先進運転支援システムを搭載することを明らかにした。重要なのは総数ではなく、種類と場所、そしてもちろんソフトウェアだ。これまでのところ、同社はハードウェアの詳細を提供しているのみに留まっており、詳細は不明だ。

Lucid Airは、1つのLiDAR(ライダー)、レーダー、カメラ、超音波センサーが備わっている。LiDARとは、レーザー光を使用して距離を測定し、車の周りの世界の高精度な3Dマップを生成するする機器だ。通常、LiDARは自動運転車に搭載されるもので、消費者が購入・運転する市販車やトラック、SUVでは使われることはない。Lucid Motorsによると「同社の長距離LiDARセンサーは車両の前部に配置される」と説明している。

同社は以前、米国アリゾナ州の新工場で2021年初頭にLucidを生産すると発表していたが、新型コロナウイルスの感染蔓延による生産スピードの減速のため、予想よりも約3カ月遅れている。アリゾナ州カサグランデの工場では6月上旬に製造が再開された。当時、同社は今年中に第1フェーズを完成させることを目標にしていたという。Lucid Motorsは、屋内退避指示のために一時的に休止していた、カリフォルニア工場での車両開発作業も再開している

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カテゴリー:モビリティ

タグ:Lucid Motors 電気自動車

画像クレジット:Lucid Motors

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(翻訳:TechCrunch Japan)