FaZe Clanがeスポーツの世界をリードし続ける理由

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eスポーツの世界は急速に進化しており、それを牽引しているプロの組織も同様に進化している。FaZe Clanは世界で最も人気のある組織の1つだ。TechCrunch Disrupt 2020では、FaZe Clan(フェイズ・クラン)のCEOであるLee Trink(リー・トリンク)氏、投資家のTroy Carter(トロイ・カーター)氏、ユーチューバーやTwitchストリーマのNICKMERCS(ニックマークス)として知られるNick Kolcheff(ニック・コルケフ)氏に、変化する業界の状況について話を聞いた。モデレーターは、TechCrunchマネージング・エディターのJordan Crook(ジョーダン・クルック)が務めた。

投資家のカーター氏はまず、FaZe Clanへ興味を持った動機を「この投資プロセスは、通常とはまったく異なっていました。というのも、当時14歳だった息子に、私がFaZe Clanに投資することについてどう思うかを尋ねたところ、彼はとてもはしゃしだのです」と語った。

ベテランのストリーマーであるコルケフ氏には「彼の働く動機と、どのようにして制作を続けているのか」について聞いた。「私はもう10年ストリーマーをやっているので、今では日常です。長いストリームのあとは何日か寝てしまいます。私の心はとても鍛えられていて24時間年中無休で働いていますが、それがあなたの日課となり、あなたの人生となり、それが私にとってのものだと思っています」と語ってくれた。

コルケフ氏は、責任を持って行動するストリーマーの責任と、影響力が急速に拡大している若いストリーマーが直面する課題にも触れた。「多くの子供たちはインターネット上で急速に成長し、4〜5人の視聴者から数百〜数千人の視聴者を持つようなったときに、彼らはもっと注意しなければなりません」。

コルケフ氏にのNICKMERCSチャンネルは、Twitchのフォロワー数430万人、YouTubeの購読者280万人以上と、プラットフォーム全体でかなりのフォロワー数を獲得している、彼はプロとして競争をしながら、どのようにしてフォロワーを維持しているかについても話している。

「私にとってFaZeに参加することの最大の利点は、日々のストリームやYouTubeなどですべてのことで忙しいことだと思う」とコルケフ氏。「ほかの多くの団体は、配信作業に時間を割くよりも映像にもっと多くの内容を載せることを考えてきます。それはそれで間違いではないが、私の場合は映像にはもう十分な内容があるので、私がやっていることをサポートしてくれる人が必要なのです」と語る。

CEOのトリンク氏は、以前FaZe Clanに所属していたFortnite(フォートナイト)を得意とするeスポーツ選手であるTfue(ティーフェ)との最近の和解についても、15カ月の法廷論争の後で語っている。インタビューでは「スポンサー契約を結び、選手たちが契約に満足できるようにしたいと考えている」ことについても話した。

「この業界は非常に速いペースで動いているので、我々は継続して契約の見直しを行っています。契約には何が含まれているのか、何が権利なのか、何が義務なのかを監査し、年に数回見直しを行いますが、契約満了が伴う機会もあります。私たちは新しいことをしていますが、それは正しいことなのかはまだまだわかりません」と同氏。

トリンク氏は「業界は急速に進歩しており『完璧なものを手に入れる』ことは容易ではない」と語る。

「FaZe Clanと業界に対する私の哲学は1年前とは違っていて、半年前とも違っている」とトリンク氏。「我々は本当にドックイヤーのように生きているのです。私がCEOになってちょうど2年、私にとっては10年のような気がします」と締めくくった。

画像クレジット:PressFocus/MB Media / Getty Images

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(翻訳:TechCrunch Japan)