Rokuが新Ultraプレーヤーの2-in-1「Streambar」およびAirPlay 2対応OSを発表

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ストリーミングメディアデバイスメーカーであるRokuは、ホリデーシーズンに先駆けてラインナップを強化し、2つの新商品を発表した。1つはハイエンドのRoku Ultraの新型商品で、ドルビービジョンとBluetoothに対応した同社初の製品となる。もう1つはプレイヤーとサウンドバーを組み合わせたデバイス、Roku Streambarだ。さらに、今回のRoku OSソフトウェアの更新では、Apple AirPlay 2とHomeKitのサポートなどの新機能も追加される。

ハードウェアの面では、2つの新製品の発売に伴いデバイスを更新し、市場の穴を塞ぐ戦略を引き続きとっている。

Roku Ultraの改良により、ワイヤレス範囲は50%拡大され、Bluetoothにも対応するようになるという。範囲が拡大されたことで、ストリーミングの品質やエクスペリエンスを損なうことなく、インターネットルーターからさらに離れた場所でもUltraを使用できる。また、Bluetoothが搭載されたことにより、ペアリングしたスマートフォンからRoku Ultra経由で音楽やその他オーディオをテレビにストリーミングできるようになる。

Image Credits: Roku

アップデートされたRoku Ultraは、ドルビービジョンテレビのユーザーの需要に応えるため、Dolby Atmosサウンドとドルビービジョンにも対応した。さらにRokuは、AV1コーデックを追加し、低ビットレートで高品質な動画の視聴を可能にしたことでデバイスの将来性を保証した。

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デバイスと一緒に、HDMIケーブルのほか、Roku Voiceリモコンが同梱される。このリモコンには、テレビの電源と音量ボタン、任意のショートカットボタン、一人での視聴を楽しむヘッドフォン、リモコン紛失時の検索機能が搭載されている。価格は変わらず、99.99ドルでの提供となる。

次にRoku Streambarを紹介しよう。この2-in-1デバイスは、4K HDRストリーミングとプレミアムオーディオの両方に対応する。プレイヤーの特徴を見てみると、卵のパック程の大きさで、Roku Streaming Stick+と同様の機能があり、Amazon AlexaとGoogleアシスタント両方に対応している。サウンドバーは、HDMIケーブルでテレビに接続する。テレビがARCに対応している場合は、HDMIケーブルを差し込めばすぐに音声が送られる。対応していない場合は、同梱の光ケーブルを使えば問題はない。

サウンドバーには、会話やセンターチャンネルをクリアに聞かせるドライバが前面に2つ、側面には、部屋を音で満たすためのドライバが2つと、4つのプレミアムドライバが備えられている。さらにこのデバイスは、コマーシャルの音量を下げる機能、音声の音量を上げる機能、夜間での試聴を最適化する機能などのRokuの機能にも対応している。

Bluetooth、Spotify Connect、Alexa、Googleアシスタントにも対応し、テレビ、サウンド、ストリーミングも声で操作可能だ。

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サウンドバーは主に、Rokuの製品を初めて使うユーザー向けのエントリーレベルデバイス、または新しいテレビで使用するためのオールインワンソリューションとして宣伝されているが、いずれはホームシアターに拡張して楽しむことも可能だ。Rokuによると、後から同社のワイヤレススピーカーやRoku Wireless Subwooferを追加してサラウンドサウンドや低音を楽しむこともできるという。

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今後数週間で、AirPlay 2やHomeKitのサポートを含むいくつかの新機能を前述のデバイスや他の製品で体験できるRoku OS 9.4をインストールできるようになる。AirPlay 2を使うと、Appleデバイスユーザーは個人のコンテンツをそれぞれのライブラリやその他ストリーミングアプリからRokuプレイヤーに直接ストリーミングできる。

この追加機能は、Rokuでサポートしていないストリーミングサービスで特に役立つはずだ。ここ数か月、Rokuは、独自のハブであるThe Roku Channelを介してサブスクリプションチャネルプラットフォームを実行しているためメディア会社との交渉がうまくいっていない。たとえばNBCUとの交渉で、NBCUは、両社が問題を解決する前に、TV EverywhereアプリをRokuから削除すると脅し口論となった。現在でも、新しいストリーミングアプリであるHBO MaxはRokuでは利用できない状態だ。言うまでもなく、このような争いで損をするのはユーザーである。AirPlay 2のサポートは、アプリが利用できないときのための妥当な回避策と言える。

Roku OS 9.4ではHomeKitもサポートされるため、4Kデバイスを選択できるようになる。ユーザーはiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、HomePodのHomeアプリやSiriでRokuをコントロールできる。

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今回のアップデートでは、The Roku Channelで115を超える無料のライブチャンネルが視聴できる新しい「ライブテレビ」のタイルがホーム画面に並ぶ予定だ。ユーザーは、音声コマンドを使用する際の役立つヒントをテレビで見ることができ、オプションのサウンドが入った最新のテーマパックを受け取ることができる。テーマパックは、ジャングル、ウェスタン、航海、キッズなどのテーマを連想させ、標準の背景やデザインを置き換えることができる。さらにこのアップデートではその他のパフォーマンスの改善も行われ、The Roku Channelに無料のチャンネルが増え、マルチチャンネルオーディオのサラウンドレベルが改善される。

同社は、iOSとAndroidのスマートフォン向けにThe Roku Channel専用の無料アプリを近日リリースする予定だ。

Roku OS 9.4は、数週間以内に、新しいUltraやStreambarを含むすべての対応プレイヤーでも利用可能となる。Roku TVは来月アップデートされる予定だ。

Rokuのウェブサイトでは新しいプレイヤーの予約注文が可能で、出荷は10月となる。大手小売店やオンラインでも10月に販売を開始する。

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カテゴリー:ハードウェア

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(翻訳:Dragonfly)