グーグルの最新のムーンショットは野外を移動する植物検査ロボバギー

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Google(グーグル)の親会社であるAlphabet(アルファベット)は、同社の研究開発組織のX Labsから最新のmoonshot(ムーンショット、魔法のような、不可能と思われるアイデアを科学技術の力で実現すること)を発表した。作物の上を巡回するロボットバギーで、それぞれの植物を個別に検査し、おそらく、飢えた世界の需要に農業が対応しなければならないような「ビッグデータ」を生み出すのだろう。

プロジェクト名はMineral(ミネラル)はで、そこに隠された意味はない。チームは鉱物が農業にとって本当に重要だと考えているだけなのだ。ブログの記事やサイトで発表済みだが、Mineralはまだ実験段階だ。持続可能な食糧生産が年々重要性を増している時期に、農業のデジタル化への取り組みが期待したほどの成功を見出せていないことを見て、チームが誕生した。

「これらの新しいデータの流れは圧倒的なものであるか農業の複雑さに対応していないため、伝統や本能、習慣のようなものに頼ってしまうのです」とMineralの責任者であるElliott Grant(エリオット・グラント)氏は説明する。「必要なのは、より包括的で、よりアクセスしやすいものです」。

グーグルの検索サイトがもともとウェブ全体をインデックス化して情報を整理するというアイデアから始まったように、グラント氏とチームは、畑にあるすべての植物を個別に測定して調整することができれば何が可能になるかを想像していた。

Mineralのロボット植物検査官

これを実現する方法として、彼らは「プラントバギー」を考案。これにより、インテリジェントかつロボット由来の不屈の精神で農場をナビゲートし、退屈で反復的な検査を中断することなく実行できる。植物の信頼性の高いデータがあれば、生産者はその規模でも解決策を講じることができます。例えば、ここでは一滴の肥料が必要だとか、ここでは非常に特殊な殺虫剤を散布する

このアイデアを思いついたのはMineralが初めてではない。FarmWiseは昨年、自動雑草抜きから、フル機能を備えた植物知能(Plant Intelligence)プラットフォームへと拡大するために、多額の資金を調達した。

これまでのXプロジェクトと同様に、将来何が起こりうるのか、どのようにして現状にたどりついたのかについては多くの議論があるが「私たちのロボバギーは、大豆100エーカーの廃棄物を10%削減しました」など具体的な情報についてはほとんど語られていない。プロジェクトが進むにつれて、さらに多くの情報が得られることは間違いないだろう。

カテゴリー:モビリティ
タグ:Alphabet、Google、Mineral

画像クレジット:Mineral

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(翻訳:TechCrunch Japan)