シードラウンドで約2.3億円を調達のCaliberがフィットネスコーチングプラットフォームを公開

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新型コロナウイルスの感染拡大は、フィットネス分野に大きな打撃を与えた。米国時間10月13日、1対1のパーソナルトレーニングを手がけるスタートアップのCaliberは、Trinity Venturesが主導する220万ドル(約2億3000万円)のシードラウンドを経て、新たにデジタルコーチングプラットフォームを公開した。

Caliberは2018年にコンテンツモデルをリリースし、メールのニュースレターとフィットネスを指導するコンテンツのライブラリを提供していた。

「共同創業者たちは個人コーチングのアイデアをテストし始めたところでひらめきました。何よりも、人々は自分のフィットネスのルーティンに関して専門家による指導と真の意味でパーソナライズされたプランを必要としていることに気づいたのです」と共同創業者でCEOのJared Cluff(ジャレッド・クラフ)氏は語る。

これが現在知られているCaliberの始まりだ。

ユーザーがこのプラットフォームに参加すると、Caliberのコーチとマッチングされる。コーチは100人の応募から5人しか採用されず、まさに最高のトレーナーを厳選していると同社は言う。

こうして採用されたコーチは、最初はビデオか電話でのコンサルティングでユーザーと相談しながら、ユーザーの目標を考慮してその人に合うフィットネスプランを作成する。筋トレ、有酸素運動、食事を組み合わせたプランが完成すると、コーチはそのプランをアプリに入れる。

ユーザーはアプリで提示されたインストラクターからの指示に従い、進捗を記録する。興味深いのは、トレーナーとのライブビデオを予約するのではなく、アプリでコーチと非同期の対話をすることだ。

ユーザーはアップルのヘルスケアアプリをCaliberと統合して食事や有酸素運動を追跡管理し、コーチに進捗を全面的に報告することもできる。

コーチはフィードバックや励ましを与え、最終的には説明責任のレイヤーとなる。

  1. app_plan

  2. app_muscles_involved

  3. app_dashboard

  4. app_calendar

このように人間によるコーチングを時間のかかる非同期の方法で組み合わせることにより、Caliberは一般的なワークアウト生成アプリよりは高価だが実際に対面で指導するパーソナルトレーナーの平均価格よりはずっと安価な費用を設定している。

Caliberのユーザーの大半は月に200〜400ドル(約2100〜4200円)を支払っている。Caliberで働いている1099人のコーチは、ユーザーからの売上の60%を受け取る。

同社によれば、公開前にCaliberの会員数は直近の半年間で3倍になり、会員あたりのワークアウト数は150%になったという。年間経常収益は100万ドル(約1億500万円)を上回っているとクラフ氏は語る。

このプラットフォームの41人のトレーナーのうち、37%が女性で、およそ4分の1が白人ではない。本部メンバー7人のうち1人が女性で、創業者チームの3分の2がLGBTQだ。

クラフ氏は次のように語る。「最大の課題は、私が直近で所属していたBlue Apronが直面していた課題と似ているとも言えます。Blue Apronはミールキットに関するカテゴリーを作ろうとしていました。我々はブランドリーダーのいないきわめてバラバラの業界で、フィットネストレーニングに関するカテゴリーを構築しようとしています」。

カテゴリー:ヘルステック
タグ:Caliber、資金調達

画像クレジット:Caliber

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(翻訳:Kaori Koyama)