企業向け支出管理サービスを提供するフランスのSpendeskが約19億円を追加調達

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フランスのスタートアップのSpendeskがシリーズBで1800万ドル(約19億円)を追加調達した。同社は2019年にシリーズBの一部としてすでに3840万ドル(約40億5000万円)を調達していたため(未訳記事)、このラウンドで5640万ドル(約59億5000万円)を調達したことになる。今回の追加調達ラウンドではEight Roads Venturesが投資している。

Spendeskはその名が示す通り、支出の管理に関するあらゆることを手がけている。企業の従業員にバーチャルカードと物理カードを発行し、承認ワークフローの構築や経費精算の管理をする。同社のプラットフォーム上で請求書や領収書をすべてまとめることもできる。

すべてをひとつのプラットフォームに集めることで、支出をリアルタイムで管理し、会計業務の時間を短縮できる。Spendeskで取引や領収書をまとめれば、処理はさらに簡単になる。データをXero、Datev、Netsuite、Sageに書き出すこともできる。

多額の経費を使う場合は上司に申請を送信する。上司が申請を承認すると、その経費を支払うための1回限りのバーチャルカードが送られてくる。

同様に、従業員があらかじめ決められた予算額の物理デビットカードを会社から受け取る方法もある。上司は部下のカードに経費を追加したりATMでの引き出しや週末の取引を禁止したりするなど、さまざまなことができる。従業員がモバイルアプリから支払いをチェックしたり、カードの残高を見たり、領収書を追加したりする機能もある。

Spendeskは月額サブスクリプション制のSaaSプロダクトだ。経済危機のため取引はおそらく鈍化しているが、同社はサブスクリプションの売上が前年比で2倍になったとしている。同社の社員数はわずか1年で100人から200人に増えた。

Spendeskは以前からヨーロッパ全体の中小企業をターゲットにしていて、4万人がこのプラットフォームを利用している。クライアントにはAlgolia、Curve、Doctolib、Raisin、Wefoxなどがある。SpendeskはJoseph Smith(トップ写真左、ジョセフ・スミス)氏を最高レベニュー責任者として雇用した(トップ写真右は同社CEOのRodolphe Ardant(ロドルフ・アルダン)氏)。

カテゴリー:フィンテック
タグ:資金調達、Spendesk

画像クレジット:Spendesk

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(翻訳:Kaori Koyama)