Slack買収を投資家が見守る中、セールスフォースが予測を上回る成長

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米国時間12月1日の市場閉鎖後、Salesforce(セールスフォース)が会計2021年度第3四半期(2020年10月31日締め)の決算を報告した(Salesforceリリース)。CRMの巨人は売上54億2000万ドル(約5660億円)を計上、前年同期から20%上昇した。純利益は10億8000万ドル(約1130億円)、1株当り利益は1.15ドルだった。

Yahoo Financeによると、アナリストは1株当り利益0.75ドル、売上52億5000万ドル(約5490億円)と予測していた。

Salesforceの株価は時間外取引で下落し、本稿執筆時点で3.6%値を下げている。値下がりの原因が第3四半期の結果なのか第4四半期のガイダンスを上方修正したためなのか、新たな2022年度予測なのか、それとも最近発表したSlack買収なのはわからない。

直近のTechCrunchの記事によると、SalesforceはSlack(スラック)を277億ドル(約2兆8940億円)の現金および株式で買収した。この件はSlackの株価に即座に影響を与え、ニュース直後に1ポイントを本日下げた後、買収の噂がリークされて以来50%近く跳ね上がった。

Slackの株主は忍耐が報われることになる。この大型買収が会社の成長を後押しするかどうかはSalesforceのリーダーシップにかかっている。

Salesforceは12月2日、会計2021年度第4四半期の売上を56億6500万~56億7500万ドル(約5920〜5930億円)と予測していることを投資家に伝えた。これは1年前の同期に比べて約17%の上昇だ。同社は2022年度第1四半期にも約17%成長すると予測している。

しかしSalesforceは、会計2022年度全体で21%の成長を見込んでいる。どうやって加速するつもりなのか?同社の予測にはSlackが組み込まれている。

会計2022年度の通年売上ガイダンスでは、Slack Technologies, Inc.買収におけるパーチェス法による会計処理による約6億ドル(約630億円)、契約見込み第2四半期後半、Acumen Solutions, Inc.のパーチェス法による会計処理による約1億5000万ドル(約160億円)、契約見込み第2四半期内の結果が含まれている。

そういうわけでSalesforceの投資家は2回の17%成長の四半期の後、投資先企業は翌年度21%成長へと加速することになる。それは企業価値277億ドルということのか?

関連記事:SalesforceがSlackを約2.9兆円で買収、買収前の企業評価額は2.6兆円強だった

カテゴリー:ネットサービス
タグ:SalesforceSlack

画像クレジット:Ron Miller / TechCrunch

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook