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理髪店向けマネジメントツール「Squire」が最新ラウンドで評価額が3倍の261億円に

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Squireは理髪店のためのソフトウェアを売るスタートアップだ。このほどIconiq Capitalのリードで5900万ドル(約61億7000万円)の調達ラウンドを完了した。調達金額のうち4500万ドル(約47億円)は株式、1500万ドル(約15億7000万円)は負債融資による。

この調達ラウンドは、SquireがCRVのリードで3400万ドル(約35億5000万円)のシリーズBラウンドを終えてからわずか数カ月後のことだ。新たな資金を得てSquireの評価額は2020年6月の8500万ドル(約88億8000万円)から現在の2億5000万ドル(約261億2000万円)へと3倍近く増えた。ほかにTiger GlobalとTrinity Venturesが出資した。

何が起きたのか?Squireの売上は理髪店が軒並み休業した2020年3月のゼロから、わずか10カ月足らずの間に年間経常収支1000億~2000億ドル(約10兆5000億〜20兆9000億円)へと成長した。この成長は、次世代の理髪店がいかにオフラインプロセスからデジタル・クノロジーへと拠り所を変えているのかを示している。

「私たちは稲妻のように飛び立ちったばかりです」と共同ファウンダーのDave Salvant(デイブ・サルバント)氏はTechCrunchに語った。

サルバント氏は、もう1人の共同創業者であるSonge LaRon(ソンゲ・ラロン)氏とともに、2016年に独立事業者のためのバックエンド理髪店管理ツールとしてこのビジネスを始めた。Squireは店舗の予約管理を行い、メンバープログラムを導入し、非接触やキャッシュレスの支払いシステムを提供する。同社によると、理髪店の運営は他のどんな小規模店舗よりも複雑で、それは複数の相手と取引が行われたり、顧客が異なる店の異なるサービスを一度にチェックアウトすることもあるからだという。

そこに登場するのがSquireだ。決済からそんて複雑な取引まですべてをこなす。

新型コロナウイルス(COVID-19)は、中小規模事業者の生活を脅かし、苦境を乗り切るためのローンや資金繰りを困難にした。サルバント氏によると、Squireは1500万ドル(約15億7000万円)の負債融資を行うことで、そういう事業主向けに「サービスとしてのバンキング」機能を作ろうとしている。

「この市場は伝統的金融機関から十分なサービスを受けていません」とサルバント氏はいう。「金融ツールを使ってそんなオーナーたちを助けるチャンスが私たちにはあると思うのです」。

今後Squireはオーストラリア、カナダ、英国などの新規市場への拡大を計画している。調達した資金の大部分は営業とマーケティングの専門家を雇用するために使われる。

Squireの従業員数は現在100名だ。

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タグ:Squire資金調達美容

画像クレジット:Squire

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook