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mikme pocketはポッドキャスター、リポーター、クリエイターに最適なモバイルオーディオソリューション

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携帯型のオーディオ録音ソリューションは数多くあり、最近発売された数々のデバイスには、ポケットに入れて持ち運べる録音デバイスの利便性と品質を向上するためのさまざまな取り組みがなされている。これはスマートフォンとそのビデオ録音機能の継続的な進化によっても促進された。オーストリアのmikmeが提供する新しいデバイスmikme pocketは、価格が369ユーロ(約4万7000円)で、非常にポータブルなパッケージながら極めて高い柔軟性と品質を実現し、レポーター、ポッドキャスター、ビデオクリエイターたちに究極のポケットサウンドソリューションを提供する。

製品の概要

mikme pocketは小ぶりで、スマートフォンの約半分の大きさだが、スクエア型で厚さはスマートフォンの2倍程度だ。Rode Wireless GOほどコンパクトではないが、オンボードメモリとBluetoothアンテナを内蔵しており、最大3つのmikme pocketから音声をローカルに録音し、接続されたスマートフォンに直接送信することができる。

mikme pocketには、コントロール用のボタンだけでなく、専用の音量ボタン、オーディオをモニターするための3.5mmヘッドフォンジャック、充電および物理的な接続を介してファイルをオフロードするためのマイクロUSBポート、Bluetoothペアリングと電源ボタンが付いている。内蔵のベルトクリップとマイクスタンド用の3/8インチ(約9.53mm)のネジ式マウントがあり、1/4インチ(約6.35mm)の標準的なカメラの三脚接続用アダプターが付属している。

商品の箱の中には、mikme pocket向けのインターフェースであるミニXLRコネクター付きのラベリアマイク、マイク用のクリップと風よけのウィンドスクリーンが2つ入っている。また、付属のラベリアマイクよりも音質とダイナミックレンジの点で優れた性能を発揮する「プロ仕様」のラべリアマイク(mikme lavalier pro microphone)が別売されている(149ユーロまたは約180米ドル、日本円で約1万9000円)。

画像クレジット:mikme

mikme pocketの内蔵バッテリーは最大3.5時間の録画時間で、録画の合間のスタンバイモードでは6か月以上持続する。

デザインと性能

mikme pocketはかなり飾り気のない黒いブロックのような姿ではあるが、その控えめなデザインが強みのひとつだ。マットな質感が特徴で、ダークな服装であればほとんど目立たず、ベルトクリップが内蔵されているので声を拾おうとしている対象の人物に容易に固定できる。制御を簡素化するため大きなボタンが1つだけ装備されており、LEDバックライトを使用して接続状態を簡単に確認することが可能だ。

Bluetooth接続やmicro-USBポートなど、より高度な機能のためのコントロールは、録音中に誤って圧力がかかることのないように底部に位置している。マイク用のミニXLRインターフェースは、マイクが差し込まれるとその位置にしっかりとロックされ、セッション中にずれないようになっている。

16GBの内蔵ローカルストレージを備えるmikme pocketはもちろん単独で使用できるが、スマートフォンアプリを使うことでさらにその良さが光る。アプリは最大3つのmikme pocketを同時に接続することができ、内蔵ビデオレコーダーを備えているので、iPhone 12のような最新デバイスの録音機能をフルに活用して、撮影しながらリアルタイムで同期したオーディオを簡単に取り込むことができる。mikme pocketとアプリにはフェイルセーフ機能も内蔵されており、ローカルでの録音バックアップにより、接続が途切れることで生じるギャップを埋めることができる。

音質の面では、セッティングを調整することなく生み出されるサウンドが素晴らしい。他のラベリアマイクと同様、実際のマイクカプセル自体をスピーカーの口元に近づけるほどより良い結果が得られるが、細かい設定を施さなくても、特別に遮音性がない、またはバックグラウンドノイズがない環境であれば、非常にクリーンで高品質なオーディオが生成される。

同梱されているミニXLRラベリアマイクはほとんどのアマチュアや愛好家のニーズに対応しているが、lavalier proは、特にデスクトップオーディオ編集ソフトウェアを介してポスト処理を行うことで録音を最大限に活用したい人にとって、秀逸のアップグレードオプションだ。mikmeアプリにはオーディオの微調整コントロールが内蔵されており、リアルタイムで微調整処理の効果を聞くことができる素晴らしいビジュアルインターフェースを備えている。これは、デバイスからソーシャルネットワークまたは公開プラットフォームに直接クリップやビデオを共有する前に、外出先で音質を最大限高めるのに最適だ 。

総合評価

携帯電話用のショットガンマイクからハンドヘルドレコーダーまで、外出先での録音にはさまざま選択肢が存在する。そうした中でmikme pocketは、高音質なサウンドをすぐに配信できる状態にし、どこへでも持ち運びやすく、耐久性と使い勝手の良さを兼ね備えたパッケージで、初心者にもエキスパートにも適した特性を有している。

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画像クレジット:mikme

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(翻訳:Dragonfly)