Rocket Labが東京の宇宙スタートアップSynspectiveの衛星打ち上げに成功

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Rocket Lab(ロケット・ラボ)は17回目のミッションを完了し、東京の宇宙スタートアップであるSynspectiveによる合成開口レーダ(SAR)衛星を軌道に乗せた。同社はこれまでに1億ドル(約104億円)以上の資金を調達している。Syspectiveは雲や悪天候、あらゆる照明条件の中でも見通すことができるというSARの利点を活かし、地球の全画像を提供できる30機の衛星群を運用することを目指している。

これはSynspective初の軌道衛星で、ニュージーランドのマヒア半島にあるロケット・ラボの発射施設から打ち上げられた。そして地球から約30万マイル(約48万3000km)離れた太陽同期軌道で運用され、同社の技術デモンストレーションを行い、完全なコンステレーションへの道を開き、商業的に利用可能なSARデータを提供し、AI技術処理によって分析と洞察を提供する。

ロケット・ラボにとって、これは1年の打ち上げ事業の成功を意味する。同社はElectronロケットを部分的に再使用可能にするための重要な第一歩を踏み出した。同社は7月のミッションで軌道にペイロードを投入できなかったという大きな失敗を経験したが、その後に同様の事故を防ぐための改善を行い、すぐに失敗から立ち直った。

2021年にロケット・ラボは、バージニア州ワロップス島にある新しい打ち上げ施設を利用して、米国からの初の打ち上げミッションを目指している。最初の同国からの飛行は2020年に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに続き、そのシステムに関するNASAの認証プロセスが実施されたため、打ち上げは来年に延期された。

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カテゴリー:宇宙
タグ:Rocket LabSynspective

画像クレジット:Synspective

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter