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Twitterがタイムライン運用にAWSを採用、シェア1位の座はより盤石に

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Twitter(ツイッター)には様々な課題があり、その規模を自分自身で管理することは簡単なことではない。米国時間12月15日、Amazon(アマゾン)はツイッターがリアルタイムタイムラインの運用にAWSを選択した(Amazonリリース)ことを発表した。アマゾンのクラウド部門にとっては大勝利だ。
両社は10年以上にわたって何らかのかたちで協力してきたものの、ツイッターがコアタイムラインの運営行うためにAWSを利用するのは初めてのことだ。

「今回のAWSへの拡張は、ツイッターがパブリッククラウドを活用してリアルタイムサービスを拡張する初めての試みとなります。ツイッターは、最も低いレイテンシーでリアルタイムサービスを確実に提供するために、計算、コンテナ、ストレージ、セキュリティ機能を含むAWSの幅広さと深さに依存することになります。一方で、人々のツイッターの利用方法を改善するための新機能の開発と展開を継続して行きます」と同社は発表の中で説明している。

ツイッターの最高技術責任者(CTO)であるParag Agrawal(パラッグ・アグラワル)氏は今回の決定を、AWSのデータセンターのネットワークを活用して、よりユーザーに近いところでコンテンツを配信することによって、同社のリアルタイムサービスを拡大・改善するための方法だと捉えている。「AWSとの協力により、AWSのGraviton2(グラビトン2)インスタンスのARMベースのアーキテクチャを活用すると同時に、ユーザーにより近いデータセンターからツイートを提供することで、ツイッターを利用している人向けのパフォーマンスが向上することになります。インフラストラクチャの拡張を支援するだけでなく、今回のAWSとの協力によって、AWSの多様で成長し続けるサービスのポートフォリオを適用して、より迅速に機能を提供できるようになりました」とアグラワル氏は声明の中で述べている。

なおツイッターがGoogle Cloud(グーグル・クラウド)とも関係を持っていることは記しておくべきだろう。2018年には、ツイッターはそのHadoop(ハドゥープ)クラスタをGCPに移行(未訳記事)することを発表した。

クラウドインフラ市場では現在AWSが33%程度の市場シェアを持ち、リーダー的存在であることから、今回の発表は、お金持ちがより裕福になったケースだと考えることもできる。Synergy Research(シナジー・リサーチ)によれば、Microsoft(マイクロソフト)は約18%で2位、Googleは約9%で3位となっている。直近の収益報告書(未訳記事)では、AWSの収益を116億ドル(約1兆2000億円)と報告している。すなわち年換算では460億ドル(約4兆8000億円)以上となる。

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画像クレジット:Smith Collection/Gado (opens in a new window)/ Getty Images

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(翻訳:sako)