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テンセント主導のコンソーシアムがユニバーサルミュージックの出資比率を20%に引き上げ

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Tencent(テンセント)は、中国の音楽ストリーミング市場を支配し続ける音楽大手Universal Music Group(ユニバーサルミュージック・グループ、UMG)との関係をさらに強化した。

インターネット大手のテンセントと、音楽事業のスピンオフであるTencent Music Entertainment(テンセント・ミュージック・エンターテイメント、TME)が主導して構成されるコンソーシアムは、フランスのメディアコングロマリットVivendi SAから、UMGの株式10%を追加購入することになったとTMEが発表した。

今回の取引時点で、UMGの評価は300億ユーロ(役3兆8000億円)とされ、コンソーシアムの出資比率は20%に拡大することになる。TMEは引き続きコンソーシアムの10%の持分を保有しており、他のメンバーは明らかにされていない。

TMEは「今回の取引は、UMGとの戦略的パートナーシップを強化するというTMEのコミットメントを強く示すものです。中国の音楽エンタテインメント市場において、アーティストやファンに比類のないサービスや商品を提供するために両社が協力し、UMGとより深いレベルのコラボレーションを続けていけるよう期待しています」と述べている。

この取引は2021年前半に完了する見込みで、規制当局の承認を条件としているとTMEは言及している。

TMEとUMGは2020年8月、中国のアーティストを発掘、開拓し、国内および世界に向けてプロモーションするための共同レーベルを立ち上げると発表していた

テンセントは、同社の音楽に特化したアプリにコンテンツをライセンスしている音楽レーベル大手3社すべてと近しくしている。ワーナーミュージックとソニー・ミュージックエンタテインメントの両社は、TMEが香港で株式を公開した際、株を購入した。

ワーナーミュージックの2020年初めのSEC提出書類には、同社がテンセントに少量の株式を売却したことが記載されていた。またテンセントは、2017年にSpotifyと株式を交換する取引をしていたことも留意しておくべきだろう

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:音楽ストリーミングテンセントユニバーサルミュージック

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(翻訳:Dragonfly)