現在と将来の収入で限度額が決まるクレジットカードX1 Cardが12億円調達

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X1 Card(エックスワンカード)は1200万ドル(約12億円)を調達する。同社はクレジットスコアではなく、現在と将来の収入に基づいて利用限度額を設定するクレジットカードを構築している。

この資金調達ラウンドはSpark Capitalがリードし、俳優Jared Leto(ジャレッド ・レト)氏、Box共同責任者Aaron Levie(アーロン・レヴィ)氏、Yelp共同創業者Jeremy Stoppelman(ジェレミー・ストッペルマン)氏、PayPal共同創業者Max Levchin(マックス・レヴチン)氏、Pixar元CFOのAli Rowghani(アリ・ロガーニ )氏も参加している。American Express(アメリカン・エキスプレス)のベテランであるAsh Gupta(アッシュ・グプタ)氏がアドバイザーとしてX1 Cardに加わっている。

X1 Cardは、これまでにウェイトリストに30万近くの登録があったと話す。筆者は2020年9月にX1 Cardについて記事を書き、多くの読者を引きつけた。なので30万という数字には驚かない。

X1 Cardは、異なる発想のステンレスVisaクレジットカードだ。カードを申し込むとき、クレジットスコアに基づいて利用上限額を決めるのではなくX1 Cardはその人の現在と将来の収入を参考にする。

同社はクレジットスコアシステムが時代遅れで、申込者の信用力を反映していないと考えている。だからこそ同社は利用制限額を算出するのにクレジットスコアを使っていない。それでもクレジットスコアは変化しやすい年率(12.9〜19.9%)に影響するが、それだけだ。

X1 Cardのクレジットカードには多くのソフトウェア機能がある。たとえばX1アプリからサブスクリプションを追跡でき、また自動で期限切れになるバーチャルカードを作ることができる(要クレジットカード)。返金の通知も受け取れる。

特典として、すべての購入で2倍のポイントを獲得する。もしヘビーユーザーで、年間1万5000ドル(約155万円)超のカード利用があればアップグレードして3倍のポイントを獲得することができる。口コミの要素もあり、友達を紹介すれば特典レベルがアップし、1カ月間ポイントが4倍になる。集めたポイントは提携小売店で使うことができる。

X1 Cardは多くの機能を約束し、そして現在、約束を現実のものとするために十分なキャッシュを銀行口座に持っている。カードが発行された後に同社が期待に応えるかは今後明らかになる。しかしクレジットスコアシステムが時代遅れなのは明らかだ。

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カテゴリー:フィンテック
タグ:X1 Card資金調達

画像クレジット:X1 Card

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(翻訳:Mizoguchi