長距離送電線の点検をドローンとAIで2日から3分間に短縮するSkyqraftがシードで2.3億円調達

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AIとドローンを使って送電線の検査を行うスウェーデンのSkyqraftが、シード資金として220万ドル(約2億3000万円)を調達した。資金は今後の技術開発と、ヨーロッパと米国における市場拡大努力に使われる。

シードラウンドをリードしたのはSubvenio Investで、プレシード専門の投資企業AntlerとNext Human Venturesそして匿名のエンジェル投資家たちが参加した。

2019年3月に創業し同年9月に業務を開始したSkyqraftは、送電線の自称「スマートな」インフラ検査を提供する。同社はドローンとAIを併用し、集めた画像から自動的にリスクを検出する。

その方法は、人間のチームとヘリコプターを使っている現在の方法とは対照的だ。現在の方法は、時間がかかるし危険だ。Skyqraftの基本的な考え方は、を、もっとコスト効率が良く、しかも環境的に持続可能なかたちで安全な送電線検査を行うというものだ。

Skyqraftの共同創業者でCMOのSakina Turabali(サキナ・トゥラバリ)氏は、同社がプレシードの資金調達を発表した際、次のように語っている。「送電線の点検にヘリコプターと人を使うのは、環境に優しくないし安全でもない。スマートなインフラ検査を提供する弊社は、無人の飛行機を使って画像と360°動画を集め、そのデータを機械学習のシステムに供給して、送電線のリスクを自動的に検出する」。

Skyqraftによると、そのシステムは大量の画像データを処理でき、装具の問題を「迅速かつ正確に」検出する。同社によると、電力会社がSkyqraftを使えば長さ25kmの送電線の点検を2日からわずか「3分間」に短縮することができる。

画像クレジット:Skyqraft

顧客もSkyqraftの主張に納得している。顧客にはスウェーデン最大の電力会社3社が含まれ、3社合計のマーケットシェアは同国の85%にも達する。さらにSkyqraftによれば、2021年には米国で大規模なパイロット事業を行うべく、多国籍電力企業のIberdrolaを相手に目下交渉中だという。

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カテゴリー:ドローン
タグ:Skyqraft資金調達

画像クレジット:Skyqraft

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa