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TikTokがQ&A機能をテスト中、ファンからの質問にクリエイターはテキストと動画で効果的な回答が可能に

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人気ショートビデオサービスのTikTokは、クリエイターが視聴者の質問に効果的に回答できる新機能を追加する。TechCrunchの取材に対し同社は、テキストと動画を利用できるQ&A機能をテストしていることを認めた。この機能は動画、ライブストリーム(TikTok LIVE)の双方をサポートしている。ただし現在のところ、利用できるのはテストにオプトインした一部のクリエイターに限られるという。

Q&Aはクリエイターがソーシャルメディアを通じてファンを獲得するための最も有力な方法だ。Instagram StoriesやSnapchat傘下のYOLOといったソーシャルアプリ、さらに小規模なスタートアップでも特に人気がある分野だということが実証されている。

事実、TikTokでもQ&Aがユーザー体験の大きな部分を占めている。ただしこれまではファンからの質問に対しクリエイターは新しい動画の投稿でコメントに返信してきた。ビデオとテキストを併用した回答は単なる短いテキストよりも詳細は情報を与えることができる。クリエイターはこうした動画で背景や意味を説明し、コンテキストを明確化することもあれば、トロルや荒らしに反撃している場合もあった。そのためTikTokのコメント欄は、TikTokという文化とトレンドを形作る上で非常に大きな役割を果たすようになった。

またQ&Aはクリエイターがライブストリーミングの際にファンと交流するためのチャンネルとしても重要だ。しかし現在のライブチャットのインターフェースではクリエイターは大量の質問やコメントに手際よく回答するのが難しい。

クリエイターが現在ファンとの交流をどのように処理しているかを検討する中で、新機能のアイデアが生まれたという。現在の「動画でコメントに返信する」機能と同様に、Q&Aではクリエイターは視聴者の質問に直接、動画で回答できる。動画のコメントフィールドに「Q&A」ボタンが表示される場合、ユーザーははボタンをタップするだけでコメントを「質問」に指定できる。またプロフィールページのQ&Aリンクから直接質問を送信することも可能だ。

クリエイターの立場からいえば、Q&A機能はファンの質問をすべて1カ所に集約してくれるため、回答プロセスが大幅に効率化される。

クリエイターが受け取る質問の数に制限はないが、もちろんすべてに返信する必要はない。

TikTokのQ&A機能は、ソーシャルメディアコンサルタントのMatt Navarra(マット・ナバラ)氏が最初に発見した。ナバラ氏は新機能がユーザーのプロフィールにどのように表示されるかなどの実例をスクリーンショットで撮って公開している。

TikTokはTechCrunchの取材に対して「テスト期間中新しいQ&A機能を利用できるのはアカウントを公開しているクリエイターで、フォロワーが1万人以上あり、設定からこの機能にオプトインした場合のみ」だと回答した。判明しているテスト参加者には、2020年にTikTokが発表したCreative Learning Fundプログラムのセーフリストに登録されたクリエイターも含まれている。

TikTokは「Q&A機能は現在世界でテスト中であり、今後数週間でクリエイターアカウントを持つより多くのユーザーに公開することを目指している」と述べた。

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画像クレジット:Lionel Bonaventure / Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook