Klarnaのような分割決済オプションを提供する仏Almaが約62億円調達

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フランスのスタートアップのAlmaがシリーズBの資金調達ラウンドで4900万ユーロ(約61億7000万円)を調達した。同社は高額な商品のための新しい支払いオプションを提供しており、3回または4回の分割払いを選ぶことができる。過去にKlarnaを使ったことのある人なら、このような製品をよく知っているだろう。しかし、Klarnaはフランスでは利用できない。

今回の資金調達ラウンドにはCathay Innovation、Idinvest、Bpifranceといった大型ベンチャーファンドに加え、Seaya Ventures、Picus Capitalらが参加した。また本日の出資ラウンドに加えて、Almaは加盟店の決済資金を調達するために2100万ユーロ(約26億5000万円)の与信枠を調達した。

Almaが加盟店にとって魅力的なのは、複数回の分割払いにともなうリスクの100%を同スタートアップが肩代わりしていることだ。ユーザーが4回払いで自転車を購入した場合、数カ月に渡って請求が発生するが、加盟店は初日に支払いを受け取る。

以前に米TechCrunchがAlmaを取り上げた後、同社は後払い機能をローンチした。カード情報を入力し購入しても、請求は15日後か1カ月後となる。これは購入したものに確信が持てない場合や、返品する可能性があると場合に特に便利だ。

クレジットカードではなくデビットカードが一般的なフランスでは、Almaは魅力的なオプションだ。同社は6回、10回、12回の分割払いなど、より長期のプランも提供する予定だ。

今回の資金調達により、同スタートアップはチームの規模を3倍に拡大し、2年以内の年商10億ユーロ(約1260億円)への到達を計画している。またサービスを他の国にも拡大する予定だが、特にフランスの加盟店が他のヨーロッパ諸国に住んでいる顧客にリーチできるよう支援することに重点を置いている。

カテゴリー:フィンテック
タグ:Almaフランス

画像クレジット:Unsplash

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter