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シフトワーカーやギグワーカーを管理するプラットフォームSirenumが2.8億円シリーズAを調達

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鉄道、航空、建設、ギグエコノミーなどの業界でシフト制の労働力をリモート管理するプラットフォームを提供するSirenumは、William Currie Groupとともに元TescoのCEOであるTerry Leahy(テリー・レイフィー)卿を含む新規投資家から、270万ドル(約2億8000万円)のシリーズA資金調達ラウンドを調達した。

Sirenumによると、同社のサブスクリプションモデルプラットフォームはスケジュールの登録と管理、スタッフの監視と雇用、給与計算を含む主要な財務プロセスの処理など、シフト勤務者の管理プロセスを簡素化するという。同社のクライアントにはRandstad、Impellam、Manpower、GI Groupのほか、TESのような専門機関が含まれる。

シフトワーカーの問題は、適切な時間に適切な場所において、適切な金額を支払わなければならないことだ。Sirenumによると、スタッフはモバイルアプリからいつでもシフトの受入れや拒否をして自分の時間を管理したり、給与計算をチェックしたりすることができるという。同プラットフォームはシフト管理、給与計算、コンプライアンス、スケジューリングを行う。またアプリは英国のHealth and Safetyガイドラインに基づいて労働者の疲労を追跡し、雇用主は従業員の健康状態を追跡し、コンプライアンスを遵守することができる。

本製品は、Sirenumの創業者であるBenjamin Rubin(ベンジャミン・ルービン)氏がロンドンで人材派遣会社を経営していた時に生まれた。彼は妻との新婚旅行中に、従業員の1人が電車にはねられたという連絡を受けた。

幸いなことにその従業員は無事だったが、ルービン氏は同じ状況に陥らないために、複数の拠点で従業員を安全に管理できるツールが必要だと考えた。彼は自身のエージェント向けのソリューションとしてSirenum製品を開発し、2012年にはオリンピックスタジアムのスタッフを担当する契約を獲得した。そして2014年、Sirenumは独立した製品となった。現在、40万人近くの労働者がこのプラットフォームを利用しているという。

Sirenumの競合他社には、empBuddy(Bullhornが所有)、Shiftboard、WorkNなどがある。Shiftboardはこれまでに1690万ドル(約17億7000万円)を調達している。

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カテゴリー:HRテック
タグ:Sirenum資金調達

画像クレジット:Sirenum

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(文:Mike Butcher、翻訳:塚本直樹 / Twitter